メッシはしばらく考えたあとソファからおりて、サーシャのところに行きます。サーシャと頭こっつんこしたかったのか、あるいは?
マーシャがメッシの気持ちを代弁しています。
Всё твоё - моё, всё моё - моё.
これは! 剛田武氏の有名な言葉、「お前の物は俺の物、俺の物も俺の物」ではないですか! ただし、メッシは箱入りおぼっちゃまなので、一人称は「俺」というより「ぼく」、「わたくし」? あるいは猫🐱だから「吾輩」かな?
ロシアにもジャイアンのせりふみたいな言い回しがあるのでしょうか。
↓このような記事がありました。
ピクシブ百科事典「ジャイアニズム」
https://dic.pixiv.net/a/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0
上の記事によると、シェイクスピア(1564ー1616)の戯曲『尺には尺を(Measure for Measure)』の中のせりふ「What's yours is mine, and what's mine is yours.」をジョナサン・スウィフト(1667ー1745)がもじって「What's yours is mine, and what's mine is my own.」としたのだそうです。
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インターネットでざっと見たところによると、いろいろな国にこの言い回しはあるようです。
そして、ジェイムズ・ジョイス(1882ー1941)の『ユリシーズ(Ulysses)』にも「What's yours is mine and what's mine is my own.」というせりふがあるのだそうです。
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私のものはみんなのもの、と言えるような人に私はなりたい。難しいですが……。
私は私のものはピューマのメッシのものでいいと思っています(メッシはほしくないだろうけど)。なぜならピューマのメッシは私のМессия💕だからです。
余談
うちにある電子辞書で「シェイクスピア」について調べようと思ったのですが、出てこないのです。どうして? 「シェイクスピア」の載っていない辞典なんて欠陥品じゃないか!と思ってしまいました。
どういうことかといいますと、「シェークスピア」と入力しなければいけないのでした。ニホンゴ、ムズカシイ……。

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