2020年02月24日

YKK

服についている、YKKと書かれているもの(最近は違う字が書かれているものも少なくないけど)、あれはなんと言いますか? ファスナー? ジッパー? チャック?

私が最初に覚えた言葉は「チャック」だったと思う。保育園、幼稚園で「お口にチャック」と言われたのをよく覚えている。

YKKのページに、この三つの言葉についての説明があった。

Vol.1 「ファスナー」と「チャック」と「ジッパー」の違い
https://www.ykk.co.jp/japanese/ykk/mame/fas_01.html

この中の「チャック」という言葉について、私は、きっと発明者が「チャールズ」さんなのだろうと勝手に思っていたのだったが、実は全然違って、「巾着」という言葉をもじったものだとのことだ。「チャック」が日本語からできた言葉だとは知らなかった。

ロシア語では молния だから、「稲妻」だ。

ポルトガル語では zíper、fecho éclair、fecho ecler、fecho de correr など。éclair、eclerはお菓子のエクレアのことでもあるけど、éclair はフランス語で「稲妻」のことだそうである。

お菓子のエクレアはロシア語では эклер とつづる。

ファスナーの、あのぎざぎざした姿が稲妻に見えたのかな。

そして、あのぎざぎざのことは、日本語で「務歯(むし)」というのだと、初めて知った。

「チャックやファスナーの開閉部分にあるギザギザした箇所」の名前はなーんだ?
https://oggi.jp/6129425

にほんブログ村 外国語ブログ 多言語学習者(学習中)へ
にほんブログ村

2020年01月31日

quarantine

 新型肺炎。もうこれ以上、誰も罹患しないように、かかってしまった人は早くよくなるようにと願う。もし誰か一人の体にウイルスを押し込めてしまえばそのウイルスは絶滅するというのなら、私は志願してその「誰か一人」になりたいとすら思う。痛いのは嫌だけど。

 例えばこんな感じで。これは怪物との対決ですが。



 テレビで空港の様子を見ていて、「Quarantine」という言葉を目にした。「えいぽんたん(過去記事『えいぽんたんが終わってしまった』)」で「隔離」と覚えた言葉だ。「検疫」という意味もあるのか、なるほど。

 ロシア語ではなんというのかな? カランチン、карантин かな? 辞書を見たら、確かに карантин だった。知らない単語があったら、まず自分で推量してみるのもいい。当たっていることもあるし、間違っていることもあるけど、勉強が進むと当たる確率が増えるかも。

 ポルトガル語では quarentena。「40」quarenta という言葉が入っている。もともとの意味は「40日間」。

 この「40日間」はどこから来ているかというと。

日本獣医学会「人獣共通感染症 連続講座 第159回(09/2/2004)」
https://www.jsvetsci.jp/veterinary/zoonoses/159.php

「1377年には黒死病が北イタリアに持ち込まれるのを防ぐために、ベニスで海上検疫が始められました。最初は30日間の検疫でしたが、間もなくそれでは短すぎるということが分かり40日に変更されました。」とある。

 今回の日本の対応は、14世紀のイタリアにも劣るように思われます……。






にほんブログ村 外国語ブログ ポルトガル語へ
にほんブログ村

にほんブログ村 外国語ブログ ロシア語へ
にほんブログ村

にほんブログ村 外国語ブログ 多言語学習者(学習中)へ
にほんブログ村


言葉の勉強 - にほんブログ村


2020年01月17日

同音異義語

 ある文章を読んでいたら、「омоним」という単語が出てきた。

 何だろうと思って辞書を引くと「同音異義語」と書かれていた。そして、例として、

「例えば、брак(結婚)と брак(不良品)」

とある。なんと、「結婚」は「不良品」なのか!






 語源を知りたい時にはコンサイス露和辞典。






「結婚」の「брак」のところには、「<教ス、→брать」
「不良品」の「брак」には「<ポーランド brak <中高ド brack」
と書かれている。

 よかった、語源は違うのか。それにしても「結婚」と「不良品」が同じ単語だったとは!!

 「омоним」という言葉はギリシャ語から来ているそうで、同じ音でも綴りが違う「同音異綴語」は「омофон」。

英語ではそれぞれ「a homonym」、「a homophone」、
ポルトガル語では「homônimo(ブ)、homónimo(ポ)」、「homófono」

 なんだ、みんな同じだ。こういう時、日本語が母語って損だなあと思わないでもないけれど、日本語はまったく違う言語だからこそ、さらに面白いこともあるのだ、ということにしておこう。

 同音異義語といえば、昔、ポルトガル語の子供向けの本で

「ある日、主人公の女の子が学校から帰ると、お母さんが、冷蔵庫にマンゴーがあるよ、と教えてくれた。女の子が台所に行き、冷蔵庫を開けると、そこにはシャツの袖がいて、ここは涼しくていいなあ、なんて言っている。マンゴーはどこに行ったのかと女の子が袖たちに尋ねると、マンゴーは体が冷えてしまったので、自分たちと居場所を交換することにしたのだ、と言う。女の子が寝室に行き、たんすの引き出しを開けると、そこにはマンゴーたちがいて、冷蔵庫は寒くてつらかった、ここは暖かくていいなあ、なんて言っている」

というのを読んだのだったが、あれはなんという題名の本だったかな?

 「袖」と「マンゴー」はともに「manga」で同音異義語なのである。

にほんブログ村 外国語ブログ ロシア語へ
にほんブログ村

にほんブログ村 外国語ブログ ポルトガル語へ
にほんブログ村

にほんブログ村 外国語ブログ 多言語学習者(学習中)へ
にほんブログ村