2023年05月09日

虫と友達になる人々と犬。そしてカマキリについて

暇さえあればYouTubeを見ています。こんな毎日でいいのだろうかと思わないでもありません。もっと社会や地球のためになることをしたいのに、何をすればいいのかわからない……。いや、私みたいなのは何もしないのが社会や地球のためになるのかもしれないと開き直ってみたりします。

そして、YouTubeを見るのは外国語の勉強になるからいいのだ、と自分に言い訳します。さて、ここで一つ疑問がわきます。私は外国語の勉強のためにYouTubeを見ているのでしょうか、あるいはYouTubeを見たいから外国語の勉強をしているのでしょうか。

それはともかく……。YouTubeでは動物の動画を見るのが好きです。

ロシア在住のピューマのメッシとチーターのゲルダの動画は、毎日何時間も見ています。これはロシア語の勉強になるからいいのだ、と自分に言い訳しながら。



いろいろな動物の動画を見るのが好きです。犬とか猫とか、うさぎ、ねずみ、にわとり、インコ、カピバラ……。動物が他の動物や人間と一緒に幸せに暮らしている様子を見るのが好きです。

世の中には、虫と友達になる人もいるようです。

蝶と友達になった人。



蝶と友達になった犬。



蜂と友達になった人。



カマキリと友達になった人。



私は虫と交流できそうにないけど、虫たちをうっかり踏み潰したりすることのないように気をつけようと思いました。

「カマキリ」は英語で「praying mantis」。祈るmantis。「mantis」はギリシャ語で、「占い師、預言者」という意味。

Wiktionary 「μάντις」
https://en.wiktionary.org/wiki/μάντις

ロシア語の「カマキリ」は「богомол」。

研究社露和辞典で「богомол」を見てみると、まず

礼拝者、信心家;聖地巡礼者(паломник)


とあり、次に

(昆)カマキリ(その仕草が礼拝する姿に似ているので).


と書かれています。

ポルトガル語だと「o louva-a-deus」。「神を賛美する者」。

「カマキリ」って鎌を振り回し、メスはオスを喰らう、とてもこわい虫という印象があったけど、英露葡語では字面だけ見ればなんだかいい感じです。

でも電子辞書に収録されているジーニアス英和大辞典の「mantis」の項を見たら、

カマキリ(中略)強欲・残酷の象徴


と書かれていました。

神様関係では、てんとう虫もなんだかよい字面の名前を持っています。

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2022年01月14日

マグカップ

Duolingo(https://www.duolingo.com)で、英語から学ぶロシア語をやっていた時のこと。

「коробка кружек」

を英語に訳すという問題が出た。

「кружек」は「кружка」の複数生格で、「кружка」は取っ手のついた大きめのカップ、あれだ、「マグカップ」。

それで

「a box of mug cups」

と入力したら不正解だった。あれ?

この時、私は初めて知ったのである。

「マグカップ」が和製英語であることを。

さて、食器の「mug」はどのように定義されているかというと、

a tall cup for drinking from, usually with straight sides and a handle, used without a SAUCER

(オックスフォード現代英英辞典)

なるほど、受け皿は使わないのか。

「кружка」は

Сосуд в форме стакана с ручкой.

(オジェゴフ露露辞典)

なるほど、コップの形をしているのか。

ポルトガル語の「caneca」は

Vasilha cilíndrica, com asa, para beber líquidos.

(Caldas Aulete)

なるほど、「asa」には「翼」という意味の他に、「取っ手」という意味もあるのか。

私が気づいていないだけで実は和製英語な言葉って、まだまだたくさんあるのだろうなあ。

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2021年01月31日

猫の手はかわいい

猫の手はかわいい。犬の手もかわいい。

昔、アメリカに行った時、猫たちが「Raise your paw!」という掛け声に合わせて片手を上げる場面があるテレビのコマーシャルを、私がとても気に入っていた、という話を夫がしたもので、猫の手のことは「paw」というのだと思い出した。

言われて見れば、確かにそのようなテレビコマーシャルに夢中になっていたような記憶があるのだが、あれが何の宣伝だったのか、猫のごはんの宣伝なのか、猫のトイレの宣伝なのか、さっぱり思い出せない。

OALD(Oxford Advanced Learner's Dictionary)で「paw」を見てみると

paw
noun
1 the foot of an animal that has claws or nails
2 (informal) a person's hand

動詞もあるけど省略。

豚、牛、馬の足先にあるのはひづめで、clawやnailはないから、pawではないということか。では、猿はどうなのか? あれは「paw」というより「hand」という感じに見えるが、「The Monkey's Paw」という小説があるなあ……。






ロシア語で「paw」に相当するのは「лапа」。足の部分だけではなく、脚のこともлапаというらしい。
http://ozhegov.info/slovar/?ex=Y&q=ЛАПА

ポルトガル語だと「pata」。
http://www.aulete.com.br/pata

脊椎動物だけではなく、節足動物の足も「pata」であるらしい。

「pata」は雌のアヒルやカモのことでもある(「pato」を女性形にしたもの)。ポルトガル語は、同音異義語、同綴異義語が多いなあ。

日本語だと「paw」は何だろう? 「手」かな? 犬に「お手!」と言うし、「猫の手も借りたい」という慣用句があるし。

朝、サーシャを起こそうとするピューマのメッシ。



二晩続けてメッシに夜の睡眠を邪魔されたので、サーシャは起きたくない(起きられない?)。サーシャを起こしたくて、顔をこすりつけたり、頭をなめたりするメッシ。手をサーシャの頭や顔に当てたり……。

あの大きな肉球を当てらるのは、どんな感じなんだろうなあ。メッシのлапыはかわいい。




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