2021年03月03日

Ary dos Santos

Ary dos Santos(1937-1984)はポルトガルの詩人。

以前、この人の詩を使った歌について書いたことがあった(過去記事『Canção de Madrugar』)。






ポルトガル人がロシア語でAry dos Santosについて語っている動画を見つけた。

(動画、なくなってました……。2023年6月)

アリ・ドス・サントスはブルジョワ家庭の出身で先祖は貴族なのだが、庶民の言葉を好み、「民衆の詩人」と呼ばれるのを喜んでいたそうだ。彼はポルトガル共産党員でもあった。

彼の詩『Os Putos』を動画内で解説している。「putos」というのはリスボンだけで使われる言葉なのだそうだ(意味はmeninosとかrapazes。つまり「男の子たち」)。ブラジルでは違う悪い意味になってしまうから口にしない方がいいのだって。

(そういえば、「rapariga」という言葉も、ポルトガルでは悪い意味ではないが、ブラジルでは言わない方がいいと聞いたことがある。)

語っているDina Paulista氏、ロシア語達者だなあ。私もこれくらい話せるようになりたいものだ。この人の親とか祖父母がロシア人なのではないかと一瞬思ってしまったが、そうではなさそうだ。

ポルトガル語とロシア語は、日本語とロシア語ほど離れてはいないから、流暢に話せるようになるのはそんなに大変なことではないのかも?などと考えてしまったのだが、私は、英語の達者な日本人、ロシア語の達者な日本人、ポルトガル語が達者な日本人、そういう人たちに会ってきたから、結局のところ私の努力が足りないだけなのである。




にほんブログ村 外国語ブログ ポルトガル語へ
にほんブログ村

にほんブログ村 外国語ブログ ロシア語へ
にほんブログ村

posted by ごー at 18:31| Comment(0) | ポルトガル語とロシア語 | 更新情報をチェックする

2020年10月28日

オレンジ

「オレンジ」は英語では「orange」、ポルトガル語では「laranja」で、お互い似ていないこともないが、ロシア語のオレンジは「апельсин」だから全然違う。

なんとなくドイツ語起源かなと思いながら、コンサイス露和辞典を見る。






「<オラ appelsien シナのりんご」と書かれていた。

なるほど、オランダ語がもとになっていて、意味は「シナのりんご」なのか。

ロシア語を勉強しはじめの頃、「апельсин」と書く時、「пеのあとはлだったかрだったか?」と迷うことがよくあった。英語のappleと同じなのだと知っていれば、лとрを間違えることはなかっただろうに。

その前に、лとрを聞き分けられるようにするべきなのだが、私には一生無理なのではないかと思う。子供の頃に英語のテープでも聞かせてもらっていたら、LとRを聞き分ける耳を持つことができたのかなあ?

ブラジルの人から聞いた話。

目の前にいる東洋人は中国人かな、日本人かなと迷ったら、「laranja」と言わせてみるとすぐわかる。「lalanja」と言うのが中国人で、「raranja」と言うのが日本人なのだそうだ。

聞き取るのは難しいとしても、自分で発音する時は、LとRの区別をつけようと努力しているのだが、ある時、「inglês」と言ったつもりが、「ごーさん、今、ingrêsと言いましたね」と指摘されたことがあり、私にはさっぱり区別できないけれど(たまにまぐれでわかったような気になる時はある)、やはりLとRはまったく別のものなのだろうと納得したのだった。

ブラジルの漫画の登場人物で、セボリーニャという名前の男の子がいるのだが、この子には単語の中に現れるRをLで発音してしまうという特徴がある。ということは、ブラジル人でもLとRを混同する人がいるのだろうか? 紙の漫画だと、この子が間違えて発音している単語は斜体になっているのですぐわかるのだが、アニメだとよくわからないなあ……。



話をオレンジに戻す。オレンジといえばチェブラーシカ。というわけで、ちぇぶちゃんの写真を。

orange.jpg

にほんブログ村 外国語ブログ ポルトガル語へ
にほんブログ村

にほんブログ村 外国語ブログ ロシア語へ
にほんブログ村
posted by ごー at 00:05| Comment(0) | ポルトガル語とロシア語 | 更新情報をチェックする

2020年07月13日

ブラジルの音楽

Радио Свободаでブラジル音楽がいくつか紹介されていた。

今まで気にしたことがなかったが、Радио Свободаはアメリカが出資しているのだった。

Радио «Свобода» — Википедия


ラジオ・フリー・ヨーロッパ - Wikipedia


Музыка на Свободе. Невообразимая Бразилия. Артемий Троицкий пересекает границы
https://www.svoboda.org/a/30682191.html
(↑ここのページで聞ける)
https://www.svoboda.org/a/30673211.html
(↑ここのページにいくつかの動画とプレイリストがある)

案内役はАртемий Троицкий。1955年、ヤロスラーヴリ生まれの音楽評論家、その他。現在はエストニアのタリン在住。

時々、日本人の名前が出るのが面白いと思った。

2曲目のイタリア、ナポリのイラリア・グラツィアーノ&フランチェスコ・フォーニ。イラリアには日本人の菅野よう子と組んだ作品があるという。

9曲目、ブラジルのエミシーダ『Quem tem um amigo (tem tudo)』には東京スカパラダイスオーケストラが参加している。



動画内で楽器を演奏している人の何人かは、スカパラの人たちなんだ!

12曲目、Ana da Silva & Phew。Ana da Silvaはポルトガル人で、Phewは日本人歌手。

今回の番組では5曲目から9曲目までがブラジルのものだった。私は音楽にはあまり興味がないのだが、ブラジルの音楽はどれもいいなあと思う。

日本でも、美容室とかカフェなどで、ブラジルの歌がよくかかっている。もちろんものによるのだけれど、ブラジルの音楽には緊張をほぐしてくつろがせる効果があるのかも? ブラジルのポルトガル語も、ただ人が話しているだけなのに、きれいな歌みたいに聞こえる。

ブラジルといえば、ダニイル・ハルムスの童話も思い出される。

『О том, как Колька Панкин летал в Бразилию, а Петька Ершов ничему не верил』
http://xapmc.gorodok.net/kids-stories/1173/default.htm

にほんブログ村 外国語ブログ ロシア語へ
にほんブログ村


言葉の勉強 - にほんブログ村
posted by ごー at 05:21| Comment(0) | ポルトガル語とロシア語 | 更新情報をチェックする