2022年09月02日

言語能力はものまね能力?

ヨーロッパのポルトガル語とブラジルのポルトガル語のどちらを勉強したらいいのかな、ということについてロシア人が解説している動画。

ヨーロッパのポルトガル語とブラジルのポルトガル語の違いを説明している。

ここに「ポルトガル人」と「ブラジル人」が出てくる。

「ポルトガル人」はこのロシア人が演じているのだとすぐわかったのだけど、「ブラジル人」については、ブラジル人の友達を連れてきたのかなあと思った。



しかしよくよく見てみると、この「ブラジル人」もロシア人が演じているのであった(ひげの形を見てようやくわかった)。

すごいなあ! 発音も語彙も、二つのポルトガル語の特徴がよくとらえられている。もしかしてポルトガル語が母語の人から見たら、ポルトガル語をあとから学んだ人(この人は大学に入学してからポルトガル語の勉強を始めたそうです)っぽいところを見つけられるのかもしれないけど、私にはわからない。

二種類のポルトガル語を使い分けることができるというのは、それぞれの特徴を理解できているということなんだろうなあ。理解できているから模倣もできる。あるいは模倣ができるから理解もできる? 考えてみれば、お習字も楽器演奏も、まずはまねしてみるところから始まる。まねして理解して、その先に個性が出てくる。

自分のことをふりかえると、ブラジルのポルトガル語に出会ってから17年、ポルトガルのポルトガル語に出会ってから14年。真面目にポルトガル語に取り組んでいたら、今頃はこの人みたいに二種類のポルトガル語の使い分けができるようになっていたのかなあ。実態は、今でもろくに話せず、書けず、聞き取れず、情けないかぎりです。嘆いていても何も始まらないので、今日からでも勉強を頑張ろう! 音声聞きながら音読も頑張ろう! ものまねの才能はないけど、できる範囲で頑張る!

二つのポルトガル語のうちどちらを選べばいいかという問いに対しては、各自のモチベーションによると動画内では言われています。つまり、なぜその言語があなたに必要なのかということ。

仕事、生活、旅行などで必要だからという場合は自分の状況に応じて選べばいいし、ポルトガルの文学を読みたいとか、ブラジルの文化を知りたいという場合も、どちらを選べばいいかは明らか。私の場合は……正直言ってモチベーションを失いつつある。買い込んだ本を読破するのがとりあえずの目標でしょうか……。

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ラベル:ポルトガル語
posted by ごー at 22:05| Comment(0) | ポルトガル語 | 更新情報をチェックする

2022年06月08日

ペルーのオカリナ

十年以上前に、ブラジルのブラジリア(ブラジルの首都)だったかカルダス・ノーヴァス(有名な温泉地)だったか、どちらなのかは忘れましたが、民芸品市場で笛を買いました。絵がきれいだったから買ったのであって、演奏してみようと思うことはなかったのです。

表面には丸い穴が六つ。

IMG_2308.jpg

裏面には丸い穴が二つ。

IMG_2309.jpg

吹いてみるとポーポーと音がするけど、これで曲が奏でられるとは思ったことがなかったのです。センスのある人なら、すぐに何かすてきな音を出せるのでしょうけど。

ある日、この笛をつくづく眺めてみて思ったのでした。

穴があいているのには必ず何かの意味があるはずだ。
にんじんで音楽を演奏する人がいるのだから、この焼き物の笛で音楽ができないわけがない、と。



インターネットで調べてみると、うちにあるこの笛は「ocarina peruana」という名前だということがわかりました。なるほど、ペルーの楽器だったか。穴が合計で8つあるから「ocarina peruana de 8 furos」。

動画を見ながらドレミファソラシドを練習してみました。



「メリーさんの羊」が吹けるようになりました!

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posted by ごー at 21:30| Comment(0) | ポルトガル語 | 更新情報をチェックする

2022年04月11日

ビーチサンダルを修理する(追記あり)

ブラジル製のビーチサンダルを室内履きとして使っている。二足持っていて、時々洗いながら交互に使っている。

先日、そのうちの一足の鼻緒が取れてしまった。これは捨ててしまって新しいのを買おうかな、なんて思ってしまったのだが……。

YouTubeで検索窓に「consertar havaianas」と入れて検索してみた。「consertar」は「修理する」という意味、「havaianas」はうちにあるブラジル製ビーチサンダルのブランド名。

havaianasの修理法がたくさん出てきた。どれもうちのと同じところが壊れている。

修理法としては、ねじを使うもの、釘をつかうもの、糸を使うもの、針金を使うものなどがある。

ねじか釘を使うのが確実そうでいいのかなと思い、道具箱や引き出しの中を探してみるが、小さめのねじや釘はなかった。

さらにYouTubeを見てみると、ねじや釘を使わない方法を紹介している人がいた。これだ!



用意するものは、瞬間接着剤、綿、ねじまわし(接着剤を塗った綿の形を整えるためのもので、同じ用途に使えるならねじまわしでなくてもよい)。全部うちにある!

というわけで、私のビーチサンダルはまた使えるようになりました! 動画を作ってくれた人、ありがとう!

実は、数年前には三足持っていて、そのうちの一足が壊れてしまった時には、何も考えずに捨ててしまったのだった。まったくもったいないことをした。






しかし、製造者の側から見れば、壊れたら新しいのを買うのが正解なんだろうか。havaianasのビーチサンダルが好きなので、悩ましいです。たぶん、外履きとして使ったら底がだんだん削れて、新品を買わないわけにはいかなくなるのであろう。

今回、外国語を知っていると他の国の人の知恵を知ることができるから、楽しいなあと思いました。話者の多い言語を知っているとより多くの情報を得られるし、話者の少ない言語を知っていると、あまり世間に知られていない情報を得られるかもしれない。

さらに今回気づいたこと。辞書を見ていて発見したのだが、「consertar」(修理する)と同じ発音で「concertar」という単語もあるのだった。

「concertar」の訳語
1 整える、整頓する
2 調和(和解)させる
3 協議する、打ち合わせる
4 響かせる
5 飾る


用例として次のようにある。
concertar a gravata ネクタイを直す


それで、「consertar」のところを見てみると、「修理する」以外にも意味がいくつかあって、その中に以下のようなものがあった。

正す、直す


そしてその用例として。
consertar a gravata ネクタイを直す


ネクタイを直す時は「concertar」でも「consertar」でもいいのか。ではネクタイを「修理する」時は?

「Consertei a gravata.」と言われたら、整えたのか修理したのかわからない? 文脈でわかるの? そもそも「consertei」なのか「concertei」なのか、音を聞いただけでは判断できない?

私はこのように、小さなことばかり気にする「木を見て森を見ず」なタイプだから、いつまでたっても実用的な言語運用ができないのだった。来世に期待しよう。来世はない方がいいけどね。

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posted by ごー at 05:51| Comment(0) | ポルトガル語 | 更新情報をチェックする