2025年05月19日

せいめいはだいじ

前回、夫婦別姓、同姓について書いたのでしたが、(「夫婦別姓、夫婦同姓」https://kotobanobenkyo.seesaa.net/article/515218127.html)、「姓名」と「生命」は、音が同じ、アクセントも同じだなあと思いました。

「姓名」と「生命」は大事なものなのです。

「声明」は「姓名」、「生命」とはアクセントが違います。

「声明」は「清明」とアクセントが同じです。

「声明」は「清明に」。

こうして見ると、もし日本語で漢字廃止ということになったら大混乱になりそうです。

漢字廃止論というのもありますが、たとえば、

せいめいはだいじです。

という文があった時、「せいめい」は「姓名」「生命」「声明」のどれなのかわかりません。前後に文があれば、文脈からわかるのでしょうけど。

朝鮮語では漢字を使わなくなりましたが、同音異義語で困ることはないのだろうかと疑問に思いました。

Yahoo!ニュース
日本語よりも予測不能!韓国語の同音異義語

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/d0d284bf89c69af396cdd5043caa27c5c09840a0

同音異義語、たくさんあるみたいです。混乱しないのかな? 慣れれば大丈夫なのかな?

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ラベル:日本語
posted by ごー at 21:14| Comment(0) | 日本語 | 更新情報をチェックする

2023年09月25日

「瞞著」は、なんと読む?

オンライン学習会でゴーゴリの『Мертвые души』(死せる魂)を読んでいます。詐欺師(?)チチコフとの旅は第七章に入りました。






チチコフが、買い集めた死人の名簿を見ながら、この人はどんな人生を送ってきたのだろう、どんな死に方をしたのだろうと想像する場面があります。

その中に「обманывали бар」という言葉がありました。バーをだます? 飲み屋のつけを踏み倒したのだろうか、なんて思ってしまったのですが、先生の説明を聞いて、ここの「бар」は「барин」の複数対格であることがわかりました。

これに該当する日本語訳は「旦那を瞞著するような奴もあれば、」となっています。






「瞞著」? 原文では「обманывали」なのだから「だますこと」という意味なのだろうとは思いますが、私は「瞞著」の読み方がわかりません。私は日本人なのに、1842年、19世紀のロシア語の意味はわかって、1939年、20世紀の昭和の時代に出版された翻訳本の日本語を知らないとは、なんだか不思議な感じです。

「瞞著」は何と読むのだろう? 「まんちょ」かなと思って辞書を見てみますが見当たりません。

検索エンジンで「瞞著」と入力して検索してみたら、「まんちゃく」と読むのだということがわかりました。

あらためて国語辞典で「まんちゃく」を調べてみると、そこには「瞞着」と書かれていました。あれ? 漢字が違う。「瞞着」ならばすぐに「まんちゃく」と読めるのだけど……。

そして私は知ったのです。「着」は、もとは「著」の俗字であったということを!

goo辞書
https://dictionary.goo.ne.jp/word/kanji/著/

今の今まで、「着」と「著」はまったくの別物だと私は思っていました。びっくりです。

ラベル:日本語
posted by ごー at 01:26| Comment(0) | 日本語 | 更新情報をチェックする

2023年08月12日

私が勘違いしていたこと

わりと長く生きているような気がしますが、世の中には私の知らないことばかりで毎日驚いています。

「内田洋行」

「内田洋行」という会社があります。この社名について私は、創業者が「うちだようこう」さん、あるいは「うちだひろゆき」さんなのだろうと思い込んでいました。「マツモトキヨシ」が創業者の名前を社名にしているのと同じように。

昨日、インターネットを見ていた時に、中国には「◯◯洋行」という社名の会社があることを知りました。

えっ! では「内田洋行」はもしかして……。

「内田洋行の歴史」というページを見てみました。
https://www.uchida.co.jp/company/corporate/history.html

『洋行』とは、中国語で“外国人の店”という意味をもちますが、それと同時に、当時は多くの人々の挑戦意欲をかきたて、未知の領域に挑む、“フロンティアの気概”がイメージされることばでした。


と書かれています。「ようこう」さん、「ひろゆき」さんのことではなかったのか……。創業者は内田小太郎氏だとのことです。

「チーズタッカルビ」

四、五年前くらいのことでしょうか、「チーズタッカルビ」という韓国料理がはやっているというのをテレビでたびたび見ました。

「カルビ」というのだからきっと牛肉の料理なのだろうと私は思いました。その頃の私は牛肉をなるべく食べないようにしていたので、自分には関係ないことなのだと思っていました。

Duolingoの韓国語を少しやってみて知ったのですが、「タッ(닭)」というのは「鶏」のことなのでした。そして「カルビ」は「ばら肉」のことなのだそうで……。

鶏肉料理だったとは……。一度くらい試してみればよかったと後悔しています。しかし、材料を揃えれば家で作るのも難しいものではないようです。

「おしょくじけん」


これは子供の頃の思い出です。

テレビからよく「おしょくじけん」という言葉が聞こえてきました。「おしょくじけん」で何かよくないことをした人たちがいるようなのです。

「おしょくじけん」ってデパートの食堂で渡される小さな紙のことだと私は思いました。あの「おしょくじけん」を使ってよくないことをしている人たちがいるなんて!と私は驚きました。

「汚職事件」と「お食事券」が別物であることを知ったのは、だいぶあとになってからのことでした。

「だいじん」

これも子供の頃の思い出です。私は四歳か五歳くらいだったかと思います。

私は祖母と一緒に街道を歩いていました。時々、道の両側に、大きな白い家があることに私は気づきました。

私は自分から話しかけることがめったにない子供でしたが、その時は珍しく祖母に話しかけたのでした。

私「おばあちゃん、あの白い大きなおうちはなあに?」
祖母「あれは『おくら』というのだよ」
私「おばあちゃんのおうちに、おくらはないねえ」
祖母「おくらがあるのは『おだいじん』のおうちだよ。うちはおだいじんではないから、おくらはないんだよ」

おだいじん? おだいじんってテレビに出ている背広を着たおじいさんたちのことだよね、あの人たちはこのあたりに住んでいるのか、と私は思いました。

「大尽」と「大臣」が別物であることを知ったのは、それからだいぶたってからのことでした。

他にも勘違いしていたことはたくさんあり、今に至るまで勘違いしたままのこともたくさんありそうです。本を読み、辞書を読み、人の話を聞いて、勘違いを正していきたいものだと思います。

ラベル:日本語
posted by ごー at 02:23| Comment(0) | 日本語 | 更新情報をチェックする