「第1部 常用文例集」「第2部 会話歳時記」「第3部 日常会話用語集」となっています。
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半世紀前の本です。日本語の「汽車」など、ちょっと時代を感じさせる言葉もありますが、全体としては特に古いとは感じず、ぞんざいな言葉すら上品で懐かしく思えてしまうのは、私が昭和うまれだからなのでしょうか。
同じ思いを伝える際にいろいろと違った表現が使えるのだと知り、勉強になります。毎日少しずつ音読したら、なんとなく覚えられて、実際の会話でも使えるようになるかもしれません。
ページの左側にエスペラント、右側に日本語が掲載されていますが、こうして並べられた文を見ていると、エスペラントはヨーロッパの言語なのだなとつくづく思います。たとえば「povas esti」はロシア語だと「может быть」だし、ポルトガル語だと「pode ser」だし、単語をそのまま置き換えるだけでいいのです。でも日本語ではそうはいきません。単語も、日本語しか知らない人にとっては一から覚えなければいけないものだらけで、結構たいへん。
昔の私は、全世界の人が母語の他にエスペラントを使うようになれば、どこへ行っても言葉が通じるのでいいなと思っていましたが、それは違うのではないかと今頃になって考えるようになりました。
エスペラントの習得は、ヨーロッパの言語を母語にする人にとって明らかに有利です。かといって、世界中の言語を網羅した人工言語を作るなど、とても難しそうです。いずれ人工知能がそんな言語を作ってくれることになるのでしょうか。いや、人工知能が発達したら人工知能を搭載した翻訳機が活躍するようになるのでしょうか(現在、既にそんな感じになりつつあるような?)。
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