2025年03月17日

じゃがいもの皮をむくということについて考える

じゃがいもの皮をむくということについて考える

アレクセイ・トルストイ(Алексей Николаевич Толстой )の『アエリータ』(Аэлита)を読み始めました。無料で読めるので。

https://librebook.me/aelita/

私が見たことのない鉛筆とか、なんだかよくわからない機械の描写とか、無知な私にはだいぶ難しいです。はたして最後まで読み通すことはできるのでしょうか。

日本語訳は『火星にいった地球人』という題名ですが、古本で探すしかないみたい。エスペラント訳はあるけれど、紙の本を取り寄せないといけないので面倒です。それに紙の本はあとで処分に困るので、なるべく買いたくありません。

英訳は電子書籍があるようです。






しかし読み通せなかった場合、お金がもったいなので、とりあえずはロシア語だけで頑張って読むことにします。

というわけで、辞書を引きながら読んでいたら、

Он сел к столу, начал лупить вареную картошку, разломил, окунул в соль.


という文がありました。

「лупить」という単語は初めて見ましたが、文脈からいって、ゆでたじゃがいもの「皮をむく」ということでしょうか。

それで、辞書を見てみたら、やはり「皮(殻)をむく」という意味でした(他にもいくつかの意味があります)。「皮をむく」という基本的な言葉を私は知らなかったのか!とショックを受けましたが、よくよく考えてみると「皮をむく」という意味では「чистить」という単語をよく目にしていました。

「лупить」と「чистить」には微妙な違いがあるのかそうでないのか、私にはさっぱりわかりません。

「じゃがいも」も基本的な言葉ですが、これも私には難しいです。

まず「картофель」。ドイツ語から来た言葉です。これは集合名詞なので、「じゃがいも一個」は「одна штука картофеля」となるそうです。

「じゃがいも一個」を表す単語として「картофелина」という言葉があり、辞書によるとこれは「口語」だそうです。

「картошка」は集合名詞で、これを「じゃがいも一個」の意味で使うのは「俗語」だそうです。

「口語」と「俗語」の違いも私には難しく、それが外国語となるとなおさらです。






↑研究社露和辞典の画像を貼ろうとして気づきましたが、価格が「11,000円」になっています! 本体価格が10,000円、そして税金が10%だそうです。私が2003年と2014年に購入した時は、本体価格「7,800円」+消費税でした。こんなに値上がりしていたとは! とても価値のある辞書ですが、たとえば、学生さんにとっては大変な出費です。最近は本が高くて、文庫本も気軽に買えない、という話を先日聞きました。いろいろと厳しい時代です……。

↓このような記事を見つけました。

Что означает чистить картошку во сне — 42 толкования
https://sonnik.expert/ch/snitsya-chistit-kartoshku-70044/

じゃがいもの皮をむく夢の意味することがいろいろと書かれています。しかし、私はじゃがいもの皮をむく夢を見たことがありません。

にほんブログ村 外国語ブログ ロシア語へ
にほんブログ村

ラベル:ロシア語
posted by ごー at 00:41| Comment(0) | ロシア語 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください