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「ベンラート線」というのは、ドイツ語のある単語について発音が変わる、その境目にひかれた地図上の線のことなのだそうです。他の単語についてもシュパイアー線とかユルディンゲン線というのがあるのだとか。
アングロ・サクソンってドイツからイギリスに渡った人々のことなのだと知りました。ドイツ北部にいたアンゲル族とザクセン族なのだそうです。なんとなく、元からイギリスにいた人たちのことだと私は思っていました(←世界史の授業中にいつも寝ていた人)。最近あまり聞かないような気がするWASP(ホワイト、アングロ・サクソン、プロテスタント)も、元をたどればドイツの地の人々ってことなのか……。
↓2020年の2月に初めて見て、びっくりさせられた動画。
JA - アングロサクソン ミッション
「黙字」は単語の中の発音されない文字のことです(英語のhandsomeの「d」、wrongの「w」など)。それらがどうして発音されなくなったかについて、この漫画の中では解説されています。
発音しやすいように変化していったものについては、まあわからないこともないのですが、「ghost」に読まれない「h」がある理由というのがなんだか冗談みたいで……。言語って意外とちゃらんぽらんなところがあるものなんですね。
私は英語が嫌いで、嫌いというより憎んでおりまして、なぜかというと世界共通語ぶっているからです。まったく何様だよと思います。
それで、この漫画を読んで少し考えを改めました。英語が世界共通語ぶっているのには歴史、特にいくつかの戦争も理由として考えられますが、それ以外にも「文法が比較的簡単」、そしてこの漫画を読んで再認識したことですが「周辺の言語から単語を取り入れている」というのがあるのかな、と。
フランス語からの借入語が31パーセント、ラテン借入語が3パーセントということは、ゲルマン系言語の話者だけではなくラテン系言語を母語とする人々にとっても英語はなじみやすい言語だと言えると思います。
↓これを見ていたら、中国語、韓国語にも興味が湧いてきました。
日中韓共通語彙集
https://tcvd-asia.com/ja/
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