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著者は大学二年生の夏にパリへ行った。各国から来た学生たちと一緒に地下鉄に乗っている時、アメリカの実家の母から電話がかかってきた。家が火事になったのだと。著者の持ち物の多くが失われた。それをきっかけに著者は自分と物との関係について考えるようになる。
この本に書かれていることは他の片付け本と似ていたけれど、物が多い部屋の方が創造性が高まったりインスピレーションが湧く人もいると書いてあるのはよかった。
長いこと使っていないものは捨てるべきだと書いている本を読んだことがあったが、この本では、まだ使えるものをごみにするのはよろしくない、他に使ってくれる人がいないか、リサイクルできないか考えようと言っている。なんでもかんでもごみにしてしまうのは、地球にとってもよくないことだ。

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