2021年08月14日

麺を耳に掛ける

先日、鶏がらスープを作った。強火で煮込んで白いスープにした。

一日目はスープとして食し、二日目はラーメンにすることにした。

中華麺を買いに行くのが面倒なので、塩と重曹を入れたお湯でスパゲティをゆでて、中華麺風にする。焦がし玉ねぎ、ゆで卵、青ネギをのせた。なかなかうまくできたと思う。

sodaramen.jpg

(ラーメン丼がほしいなあと思わないでもないが、今のところスープ皿で済ませている)

うまくできたのでSNSに載せた。すると、次のようなコメントがついた。

Лапшу 〇〇(写真に写っている人の名前・与格) на уши будете вешать?


はて、「麺を耳に掛ける」とはどういうことだろうか?

辞書を見ると、プログレッシブロシア語辞典には載っていた。

лапшу на уши вешать [навешивать] 与
⦅俗⦆…にあからさまに嘘をつく;…を臆面もなく欺く


なるほど……。





(↑最近の文章を読む時は、この辞書がとても便利。)

この言い回しの起源はというと……

Как появились выражения «вешать лапшу на уши», «обвести вокруг пальца» и «морочить голову»?
https://www.shkolazhizni.ru/culture/articles/66836/

いくつかの説があるようだ。

「耳」といえば、昔、「耳にバナナが……」と中村雅俊が言うテレビCMがあったのを思い出した。

英会話のジオスのCMで、中村雅俊がエレベーターで乗り合わせた人に

Mr. Brown, bananas are sticking out of your ears.


と教えてあげるという内容。ブラウンさんの両耳にはバナナがささっていた。

あれも実は慣用句で、何か別の意味があるのかなと思って辞書を見てみたが、うちにある辞書には載っていなかった。

にほんブログ村 外国語ブログ ロシア語へ
にほんブログ村


ラベル:ロシア語
posted by ごー at 06:06| Comment(0) | ロシア語 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください