Посторонняя (2020) Мелодрама
https://www.youtube.com/watch?v=h8DDFDHTySE&t=1193s
(「茶、行く?」は19:45のあたり。)
「чаёк」は「чай(茶)」の指小形・愛称形。「чаёк」の単数生格は чайка あるいは чайку。「Чайку?」で「お茶でもどう?」といった意味になる。生格になっているのは、このドラマの場面では хочешь が省略されているからかな?(相手によってはхотите)
「Чайку?」と「茶、行く?」。似たような音で似たような意味になるのが、とても面白いと思ったのでした。
このドラマ、冒頭部分を見始めたところで、「こんな終わり方をするんだろうなあ」と薄ぼんやり考えてみたのだが、結局、私の凡庸な頭での予想がぴたりと当たってしまい、なんだかなという感じ。こういうのを「予定調和」というのかな?
物語は公園で女性の死体が発見されるとことから始まる。近くにいた酔っ払いのおじさんが、殺人の疑いで逮捕される。
このおじさんの娘(主人公)は、母親になることをずっと夢見ていたのだが、なかなか子宝に恵まれずにいた。ある日、夫から「俺、父親になるんだ」と告白され、失意のどん底に。そしてその日の晩、自分の父親が殺人犯として逮捕・留置されていることを知る。
「わたしの父さんは酒飲みだけど、人殺しをするような人じゃない」と固く信じている彼女は、被害者の元夫の家へ子供(母親が死んだため、父親に引き取られた)の養育係として入り込み、自分の父親が殺人犯でないことの証拠集めを始めるのだった……。

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こちらの記事、とても面白かったです。元のドラマにも興味をひかれ、最初から最後まで見ました。まだドラマを見るようなロシア語レベルではないので、予備知識なしに見たら何一つわからなかったと思いますが、導入部分のあらすじを書いてくださったので、なんとか話についていくことができました。すごく助かりました。ありがとうございます。
わずかですが、分かるロシア語もあってうれしかったです^^。いつもは推理小説の犯人は絶対当たらないのですが、私も、このドラマは思った通りの結末・・・というか、「こうなったらいいな」という願望そのままの結末でした^^
うれしい楽しいロシア語体験をさせてくださって、ありがとうございます。これからも記事を楽しみにしています。
コメントありがとうございます。私のつたない文章が少しでもお役に立てたようで、こちらもうれしいです。
うさぎさんの予想も当たったのですね。最近の推理小説やドラマは、どんでん返しが激しいものが多いので、こういう一直線な物語が逆に新鮮に思えてしまいました。
うさぎさんのブログを拝見しました。たくさんの言語を学んでいらっしゃるのですね! いろいろな言語を知っている人は、より広い視野で言語と世界を見ることができるのだと思います。私は英露葡で手一杯なので、羨ましく思います。お互い、勉強頑張りましょう😃