2020年01月27日

テホンビキ

 Л. М. Млечин著、『Последнее дело инспектора Имаи』という小説を読んでいる。Млечинはテレビで時々見かけるジャーナリストだが、小説を、それも日本を舞台にした小説を書いていたのだった。

 その中に「Это было небольшое помещение с низким потолком, где на соломенных циновках — татами ― несколько человек играли в тэхонбики.」という文があった。人々が畳の上で「テホンビキ」というゲームをしているらしい。日本人が遊んでいるのだし日本語っぽいし、日本の言葉なのだろうと思い、国語辞典で「てほんびき」を探してみるけど、ない。露和辞典で「тэхонбики」を探しても、ない。

 Googleで「тэхонбики」を検索してみると、この本が出てくるだけである。

 そこで「тэхонбики」の「э」を「е」にして、「техонбики」で検索したら、出てきた。

http://japancards.ru/fudy/harifuda/tehonbiki/

花札は見たことがあったが、手本引きというのは初めて見た。

ウィキペディアにもあった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%89%8B%E6%9C%AC%E5%BC%95

「日本における「究極のギャンブル」「博奕の華」「賭博の終着駅」と称賛される。 」だって。なんだかすごいゲームらしい。説明を読んでもなんだかよくわからない。私は頭がきりきりするようなゲームは嫌いなのである。


田村将軍堂 本引き 大将軍赤張り札7組入り5個 1ケース 目駒目木セット


 しかし、この年になっても知らないことがたくさんあるというのは面白いことである。もしかして「手本引き」って、普通の日本人ならみな知っていることなのだろうか?

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ラベル:ロシア語
posted by ごー at 15:55| Comment(2) | ロシア語 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「手本引き」、私も知らないです。
Posted by Keiichi at 2020年01月28日 23:08


>Keiichiさん

手本引きを知らないのは私だけではないとわかって、ちょっと安心しました(*^^*)
Posted by ごー at 2020年01月29日 02:07
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