2025年04月22日

11回目のDuolingo記念日

Duolingoから「11回目のDuolingo記念日おめでとう、○○さん!」というメールが来ました。

「この11年間の学習成果を振り返ってみよう!」とあり、

獲得したXP 631259
学習した単語 42413
復習したフレーズ 536524

だそうです。

11年続けてみてどうだったかというと、何もしないよりはよかったのかなという感じ。

2019年末から始めたエスペラントは、会話はまだまだですが、辞書を引きながら文章を読めるようになりました。話されていることは大体わかるかなというレベル。もちろん話の内容によりますが。Duolingoがなかったら、ここまで到達できなかったと思います。

英語は、YouTube動画を見るのは、以前より苦ではなくなりました。

ロシア語は、綴りをあまり間違えずに書けるようにはなったでしょうか。

11年前には英語とポルトガル語の駅前留学に通っていたので、その頃に比べると会話は特に上達していないかも?

ギリシャ語、ルーマニア語、韓国語に手を出した時期もありましたが、既にそちらは放置状態。

以前のDuolingoには「フォーラム」という、利用者が書き込める場がありまして、みなさんの書き込みを見るのが楽しみの一つでした。コロナの時期には、zoomを利用して参加できるオンライン教室もあり、それも楽しかったです。今はどちらもなくなってしまいました。

11年前というと、個人的にはとても大変な時期で(帯状疱疹にもなったし)、いろいろ悩むこともあったのですが、2015年から今までに多くの知人が亡くなり(自分がそういう年頃になったといえばそうなのですが、30代、50代で亡くなるのは、早すぎたと思います)、私はさらにふさぎこむことになりましたので、2014年あたりはまだまだ楽しかったのかな、と懐かしく思い出します。

今から11年後、自分がどうなっているのか、外国語力は向上しているのか、さっぱりわかりませんが、今を大切にすることしかできません。そして「みんなえみふる」(つば九郎先生のお言葉)。

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posted by ごー at 00:25| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2025年04月13日

御者台と山羊とピューマのメッシ

ロシア語の小説(ゴーゴリ『死せる魂』)を読んでいたら、「козлы」という言葉が出てきました。

なぜここに「山羊」が出てくるのだろう。

辞書で「козёл」のところをじっくり見てみましたが、さっぱりわかりません。何か、辞書にない意味があるのだろうか? 一時間半くらい、ああでもないこうでもないと考えました。

実は、「козлы」は「御者台」という意味でした。ちゃんと辞書に載っています。

そして、「山羊」の複数形「козлы」とはアクセントの位置が違っていたのでした。

「山羊」といえば、ピューマのメッシが暮らすドミートリエフ家で、子山羊を預かったことがありました。

Puma Messi meets a little goat! We have a new roommate!



窓ガラス越しには、子山羊に対して興味津々だったメッシですが、実際に対面するとちょっと人見知り(山羊見知り?)、あるいは子山羊の威勢よさにたじたじ(?)、はたまたお父さん(サーシャ)を独り占めされたように見えて、ちょっと嫉妬の気持ち(?)。

それでも、サーシャをまんなかにして、一緒に草を食べました。

旧約聖書のイザヤ書第65章25節に、

狼と小羊は共に草をはみ

(新共同訳)

とありますが、まさにその光景です(狼と小羊じゃなくて、ピューマと子山羊だけど)。こういう状況が可能なのは、メッシがおなかいっぱい(断食日である月曜日を除く)のおぼっちゃまだからかもしれませんが。

みんながおなかいっぱいになったら、誰も誰からも奪わない世界になるのでしょうか。人間は面倒くさい生き物なので、食欲以外の欲も強かったりしますが、みんなの欲が満たされたら、平和な世界になるのでしょうか。

すべての動物が、少しの草と果物で生きていけたらいいのにと思います。あるいは光合成できればもっといい。

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posted by ごー at 22:40| Comment(0) | ロシア語 | 更新情報をチェックする

2025年04月08日

安楽椅子、ひじ掛け椅子

エスペラントの文章を読んでいたら「poltrono」という単語が出てきました。辞書を引くと「おく病者、いくじなし、こしぬけ」とあります。

「poltrono」……。ポルトガル語の「poltrona」(安楽椅子、ひじ掛け椅子)に似ているなあと思いました。

そこでポルトガル語の辞書を見てみると、「poltrão(男)、poltrona(女)」という単語があって、意味は「臆病な(人)」でした。

安楽椅子、ひじ掛け椅子は、臆病者なんでしょうか?

https://en.wiktionary.org/wiki/poltrona

ポルトガル語の「poltrona」はイタリア語から来ていて、イタリア語の「poltrona」には「lazy woman」という意味もあるとのこと。

臆病な人は怠惰な人でもあるのかなと考え込んでしまいました(←臆病で怠惰、私のことのようだ)。

ロシア語の「安楽椅子、ひじ掛け椅子」は「кресло」と言います。

ゴーゴリの『死せる魂』を読んでいると「садясь в кресла」とか「он усадил его в кресла」といった表現が出てきて、「はて、ここのひじ掛け椅子はどうして複数なんだろう? いったいどういう状況なんだろう? 一人で二つ占領しているのだろうか」と考え込んでしまいましたが、研究社露和辞典を見ると、

複数形のкреслаをкреслоの意味に用いるのは(旧)


と、ちゃんと書いてありました。辞書はしっかり見ないといけません。でも、なぜ複数形なのに一つなのかは謎です。何か意味があるのかな?

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posted by ごー at 04:25| Comment(0) | ポルトガル語とロシア語 | 更新情報をチェックする