2024年05月19日

Duolingo 英語話者のためのエスペラントを終わらせました

Duolingo(https://www.duolingo.com/)の「Esperanto for English speakers(英語話者のためのエスペラント)」を終わらせました。Legendaryはまだこれからです。

これは「ポルトガル語話者のためのエスペラント」よりやや遅れて始めたのでしたが(2019年の終わりか2020年の初め頃)、やはり四年以上かかってしまいました。

四年前に比べれば語彙は増えましたが、コースに出てくる単語だけではもちろん不十分ですし、出てきた単語もすべてしっかり覚えられたという状態ではありません。

それで、今頃になって、「全部音読する」というのを始めました。今までは気が向いた時にしかやっていませんでした。というのも、黙って課題をこなすのに比べると、音読ありの場合 二倍、三倍の時間がかかってしまうからです。でも、音読をするのとしないのとでは、得られるものが段違いです。

Duolingoのコースを一通り終わらせたら、次は実際に使ってみようと思っていましたが、なかなか難しそうです。

Eventa Servo(https://eventaservo.org/)(エスペラントの行事が掲載されている)で、私でも参加できそうなものがあれば……と思ったのですが、これは私にとってはなかなかハードルが高く、無理です。

まずは、どんな話題になってもついていけるだけの語彙力をつけなければいけません。

それから自分の言いたいことを話すわけですが、そもそも私は話したいことがあまりありません。日本語や英語の会話でも、私はもっぱらインタビュアーであることが多いのです。人の話を聞くのは好きですが、自分のことで話せることはあまりない……。私ってうすっぺらで中身のない人間なのかもしれません。

聞くだけだったら、YouTubeにいくらでも材料があるので、これらを積極的に活用していきたいと思います。

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posted by ごー at 07:47| Comment(0) | エスペラント | 更新情報をチェックする

2024年05月16日

よく考えると(よく考えなくても?)こわい食べ物の名前、それからこわい食べ物について

「親子丼」

「親子丼」という料理があります。鶏肉を煮て卵でとじたものをごはんの上にのせたものです。

この「親子丼」という名称、私は親子が仲良くわけあって食べることができるから「親子丼」というのだと思っていました。だって、味が刺激的すぎないし、固すぎないし、子供でも食べられます。

二十歳くらいまで、私はそう思っていました。

二十歳くらいの頃のある日、私は雑誌を読んでいました。その雑誌の北海道特集のページに、鮭とイクラをのせた丼物の写真が掲載されていて、そこには「北海道では鮭とイクラの丼もののことも『親子丼』と呼びます」というようなことが書かれていました。

なるほど、鮭と鮭の卵で「親子丼」か……。なかなか洒落た名前だなあ……。

そこではっと思い出したのです。では、私が今まで「親子丼」と呼んでいた食べ物の「親子」とは……。

それ以来、私は親子丼を食べたいとは思わなくなりました。

「Leitão」

以前の私はポルトガル語の子供向けの絵本をよく読んでいました(←ポルトガル語の先生のところにたくさんあったので)。

ある絵本に、お城で催された王様の宴会の様子が描かれていました。いろんなごちそうがあります。そのなかに「leitão」という言葉がありました。

その時使っていた英葡辞書の「leitão」のところには「sucking pig」と書かれていました。なるほど豚の赤ちゃんのことかと私は納得し、あらためて絵本を見ると、宴会の場面の食卓には子豚の丸焼きが描かれていました。そして「leitão」は「porco(豚)」という言葉とは少しも似ていないのを、私は不思議に思いました。

それから数年後。ポルトガルでは、母親の乳しか口にしたことのない子豚を美味としている、ということを知りました。

そこで私は初めて気づいたのです。

「leitão」という言葉は「leite(乳)」から来ているということを……。

ポルトガルの大きめのスーパーマーケットでは、子豚の丸焼きが売られていたりするのですが、私はそれを見ても「おいしそう」とはとても思えませんでした。ああいうのを見て「おいしそう」と思える人は食べればいいんじゃないかなと思います。私は食べませんけど。

「пулярка」

ゴーゴリの『死せる魂』を読んでいたら「пулярка」という言葉が出てきました。






知らない単語だったので、研究社露和辞典で調べてみます。






(卵巣を抜いて)食用に肥らせた牝鶏


卵巣を抜く!? どうやって? 痛くないの?

美味を追求するためには何でもやってしまう人間をおそろしいと思いました。

そこで私は「フォアグラ」のことを思い出します。

二十歳くらいの時、駅前の洋菓子店が昼食でフランス料理を出すことになったと聞き、母と一緒に出かけました。私はそこで「フォアグラ」を初めて食べました。「世界三大珍味」の一つとして名前だけは知っていましたが、実際に食べるのは初めてでした。

なるほど、鶏レバーよりさらに濃厚な感じなんだな、世界三大珍味の一つと言われるだけのことはある、と私は感心したものです。

後にフォアグラがどのようにして作られるのかを知り、私は金輪際フォアグラを食べないことにしようと決心したのでした。

「赤飯」

赤飯のことを「おこわ」とも言います。

幼少時。祖母に「おばあちゃん、どうしてお赤飯のことをおこわというの?」と尋ねたら、祖母は「お赤飯はこわいからだよ」と答えました。

お赤飯が「こわい」? 私の頭の中ははてなマークでいっぱいになりました。そして「こわい」には「かたい」という意味もあるのだと教えてもらいました。

今辞書を見てみると、「怖い/恐い」と「強い」は同語源だと書かれていました。私は日本語についても知らないことばかりだなあと、あらためて気づかされた次第です。

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posted by ごー at 07:06| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2024年05月07日

ピューマのメッシのお出迎え、それから『恐竜家族』、その他について

YouTubeでピューマのメッシ、チーターのゲルダの動画を見るのが私の生きがいです。何時間でも見ていられます。まったく飽きることがありません。どうしてこんなに心ひかれるのか自分でもよくわかりません。メッシとゲルダから学ぶことも多く、何かとても大切なことを、この家族は私に教えてくれているように思います。

Пума Месси встречает Сашу 7 лет подряд! Самые искренние эмоции и преданность хозяину


↑これはメッシのお出迎えシーンを集めた動画です。見ているだけで私は幸せな気持ちになります。

私も幼児の時は、父が帰宅すると走って玄関まで行き、お出迎えしていたものです(←記憶にある)。ところが、小学校高学年くらいになるとめんどくさがりがひどくなり、母に促されてから玄関へ向かうという始末(←これも記憶にある)。ピューマのメッシは大人になりましたが、今でも「おかえりなさい」とサーシャを出迎えます。私はメッシに劣るということです。人生やり直せるなら、率先して父のお出迎えをしたいものです。

「ただいま」ってロシア語ではなんと言うのかなと疑問に思ったのですが、サーシャは「Привет!」と言っています。これは直訳すると「あいさつを」という意味です。「Приветики, букетики!」と言っている場面もあります。これは「あいさつちゃんたちを、花束ちゃんたちを」という意味です(←指小形を「ちゃん」で表してみました。「あめちゃん」という言葉があるのだから、「あいさつちゃん」でもいいのではないか? しかし、たとえば小説の中に「Приветики, букетики!」が出てきたとして翻訳するとしたら、どんな訳語が考えられるかしら?)。

「ただいま」で思い出したのですが、1990年代の中頃、NHK教育テレビで『恐竜家族』というアメリカのテレビドラマが放映されていました。一応は子供向けなのでしょうが、なかなか考えさせられる話が多かったように記憶しています。

この番組のオープニングで、帰宅したお父さんの恐竜が「母さん、ただいま!」と言うのです。このセリフがロシア語版ではどうなっているのかと思い、インターネットを駆使して(←そんなにおおげさなことでもありませんが)調べてみました。

まず日本語。

母さん、ただいま!


本家アメリカ。

Honey, I’m home!


Original Theme Song | Dinosaurs | Disney+


ロシア。

Милая, вот и я!


それからブラジル。

Querida, cheguei!


以上です。

日本語版が「母さん」になっているのが面白いと思います。子供たちが近くにいない時でも「母さん」と言っていたかな、どうだったかな?

話はそれますがアメリカのテレビドラマ『かわいい魔女ジニー』で、ジニーは同居の宇宙飛行士トニーのことを「殿」と呼んでいるのですが、英語では「Master」と言っているのだと知った時はとても驚きました。なんてぴったりな言葉なんでしょう! 私だったらとても思いつきません。

『恐竜家族』では一家のお父さんが主人公といってもいいと思われますが、アメリカのアニメやシットコムではお父さんがなんとなく主人公のものが少なくないように感じられます。

アニメだと
『The Simpsons』
『King of the Hill』






シットコムだと
『Married… with Children』
『Everybody Loves Raymond』など。
他にもあるでしょうか。

ちなみに『Married… with Children』のロシア版として『Счастливы вместе』、
『Everybody Loves Raymond』のロシア版で『Воронины』というのがあります。

『Everybody Loves Raymond』のロシア版の製作の様子を映画にしたものがあります。

Exporting Raymond | trailer #1 US (2011)


こういう時代もあったのですね……。私は2011年よりも前に戻りたいです。それが無理なら、もうみんな早く仲良くしてください!

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posted by ごー at 01:09| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする