2023年05月26日

機械翻訳の進化に驚く

このブログをスマートフォンで見たら、どんなふうに見えるのだろうかと気になりましたので、家族のスマートフォンを借りて自分のブログ を表示させてみました(←自分専用のスマホを持っていない人)。

「Chrome」というブラウザを使いました。このブラウザには翻訳機能があるのです。

試しに自分のブログ( 「地球の歩き方、ムー『異世界(パラレルワールド)の歩き方」https://kotobanobenkyo.seesaa.net/article/499443458.html))を翻訳してもらいました。英語、ロシア語、ポルトガル語と。100%とは言えませんが、8割くらいは合っているんじゃないかなという感じです。「教祖」が「Oyasama」になってしまうのはなぜなのか分かりませんが。

7年前くらいに、機械翻訳ではどんな感じの文章になるのか点検してみたことがあります。その時は、問題なさそうなのが全体の2割くらいという印象でした(実際に数えたわけではなく、雰囲気です、すみません……)。これなら一から人間が訳した方が、早いし正確だろうと思われました。やっぱりコンピュータには無理な分野もあるのよね、と思いました。

ところが今回はまあまあの訳文ができあがってきましたので、私はびっくり仰天です。いつのまにかだいぶ進化していたようです。

ChromeはGoogleのブラウザなので、翻訳もGoogle翻訳を使っているのでしょうか。

「DeepL」(https://www.deepl.com/)という翻訳サイトも使ってみました。こちらはより滑らかな感じに仕上がってきました。びっくりです。いろいろ試してみましたが、文章によってはGoogleの方が正確な場合もありました。

今の段階でこれなら、5年後、10年後にはいったいどんなことになっているのでしょうか。楽しみなような、そうでもないような……。

AIで作った写真が写真コンテストで賞を取り、その作品を出した人が賞の受け取りを拒否したと話題になったことがありました。

国際的写真コンテストでAI画像が優勝 「主催側にAIを受け入れる準備があるか試した」 作者は受賞拒否
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2304/18/news146.html

絵の分野でも……。

画像生成AI「Midjourney」の絵が米国の美術品評会で1位に 優勝者「物議を醸すことは分かっていた」
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2209/01/news148.html

YouTube動画の字幕を見ていると、これは機械翻訳の文章かな、と思うことが時々あります。私は日本語、英語、ポルトガル語、ロシア語については多少の知識がありますので、この四言語ならば、ここは違うかもとある程度は気づくことができますが、他の言語では正しく訳されているのかどうかさっぱりわかりません。それに、子供やその言語を学習中の人が正しくない翻訳を見て「こういう言い方をするのか」と間違ったまま覚えてしまったらどうなるんでしょう。

今から15年くらい前のことですが、ある知人が、子供(当時、中学生と高校生)にはネット上の文章は間違いだらけだからあまり読ませないようにしている、新聞社の記事も例外ではない、と言っていました。大人は間違いに気づくことができるけど……。もちろん気づかない場合もあるけど……。

言葉は変化していくものですから、あまり気にしないことにします。

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posted by ごー at 22:34| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2023年05月23日

地球の歩き方、ムー『異世界(パラレルワールド)の歩き方』

雑誌「ムー」と旅行案内書「地球の歩き方」は同い年、1979年に創刊されました。この二つが同じ系列の会社となり、地球の歩き方の社長がかつてムーの編集者だったことから、このコラボが実現したとのことです。






地球には不思議なもの、場所がたくさんあります。

かつては人がたくさんいて賑わっていた場所から、いつの間にか人々がいなくなり、何百年、何千年とたってから発見されたりします。そしてそれぞれの遺跡について一生かけて研究している人たちがいて、その結果を私たちはこういう本を通して知ることができます。

人間が作ったものも素晴らしいですが、自然が作り出した光景も見事で、どのページを見てもとても興味深いです。

外国旅行のガイドブックには旅の会話集がつきものですが、この本にはエスペラントの会話集が収録されています。エスペラント会話集を載せることにした編集者の人、すごい! これを見てエスペラントに興味を持つ人が増えるといいなと思います。

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以下はただの思い出話です。

この本を知ったきっかけと買った日のこと

2022年の5月に、「ムー」と「地球の歩き方」のコラボ本があると教えてもらいました。ほしいなあと思ってアマゾンを見に行きましたが、ちょっとお高くて全ページ色刷り。宝くじが当たったらiPadを買って、それからこの本を買うことにしよう、と思いました(紙の本はかさばるのでなるべく買いたくないのです)。

2022年6月12日、日曜日。夜。私はパソコンの前にすわり、YouTubeでピューマのメッシ(https://www.youtube.com/@Iampuma)の生放送を見ていました。私の数少ない生きがいの一つです。ところが、メッシを見ている最中にどういうわけかアマゾンの売れ筋ランキングを見たくなってきました。

それで「Kindle本の売れ筋ランキング」を見に行ったら、この本が二位だったのです。わー、売れてるんだ!と思ってよく見ると、なんとかなりお安くなっていたのです。私が即購入したのは言うまでもありません。これは「引き寄せの法則」が発動したのかなと思いました(←いや、単なる偶然であろう)。

「ムー」の思い出

初めて「ムー」を買ったのは、小学生の頃かあるいは既に中学生だったか。本屋で見かけて、ちょっとあやしいなあとは思ったのですが学習と科学の学研だし、あまり間違ったことは書かれていないのだろうと思いました。ちなみに「学習と科学」は本屋では売られていなくて、販売員が届けてくれるのでした。私は5年生と6年生の時に「科学」を買ってもらっていましたが、「科学」の付録は面白いけど「学習」の方が読むところがたくさんありそうで、「学習」を買ってもらっている同級生がうらやましかったです。

「ムー」には不思議な話がたくさん載っていて面白かったです。幽霊、UFO、謎の動物……。ポルトガルのファチマという地名を覚えたのもムーがきっかけでした。それで、実際にポルトガルに行くまで、私が知っているポルトガルの地名は、リスボン、ポルト、ファチマの三つだけでした。ノストラダムスの大予言とか、悪魔の数字666とは商品につけられるようになったバーコードのことである、なんていう話も好きでした。

ヨガ教室の様子が掲載されていたこともあります。布を飲み込んで腹筋を動かす、という写真が載っていました。ヨガってこんなこともするのかと驚いた記憶があります。東京にはこういうヨガ道場があるのか、見学に行ってみたいものだと思いましたが、東京は当時の私にとっては遠すぎるうえに、上野と銀座以外の場所はよくわからないので、ヨガ道場のことはそれきり忘れてしまいました。

それから十年後。家に電話がかかってきました。なんとあのヨガ道場がうちの近所にもあるらしいのです。今入会されると特別に「聖水」をさしあげます、と言われました。その「聖水」とは教祖の風呂の残り湯であるという噂を聞いていましたので、もちろん断りました。しかし、どこから電話番号が知られたのでしょうか。電話帳にある番号にかたっぱしからかけていたのでしょうか。謎です。

1980年代でしたか、文通欄に「私は戦士。戦士の記憶のある人、連絡ください」みたいな投稿がたくさんありました。私にはそんな記憶は一切ないので、戦士や姫の記憶のある人たちがとてもうらやましかったです。

「地球の歩き方」の思い出

外国旅行に行く時、この本は便利でした。分厚いけれども、バスの乗り方も詳しく書かれていたりして。

ある時、ある人から「地球の歩き方 ポルトガル」をいただきました。それで、その本を持ってコインブラに行きました。

ブルーノ・アレイショがコインブラ生まれ、コインブラ在住なので、一度は行ってみたかったのです。



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無防備に昼寝する犬。犬や猫がこんなふうにくつろげるのはいい街である証拠だと思います。

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コインブラは大学が有名だというので行ってみました。

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「地球の歩き方」を持って大学構内をうろうろしていたら、声をかけられました。「あっ、日本の人だ、こんにちは!」「こんにちは!」「こんにちは!」

日本人の旅行者の人たちでした。図書館は素敵だから、絶対に見た方がいいわよと教えてくれました。

一般的には、外国でガイドブックを見ながら歩き回るのは詐欺師に狙われやすくなるのでよくないと言われますが、こんなこともあるんだなあとうれしく思いました。
posted by ごー at 01:40| Comment(0) | エスペラント | 更新情報をチェックする

2023年05月17日

チンチラかわいい! 忍者、お芝居、そして運動競技も

YouTubeで動物の動画をたくさん見ています。

最近のお気に入り。忍者なチンチラ。かっこよくてかわいくて、何度も見てしまいます。音楽もよい。

https://youtube.com/shorts/JsQ3vPrkkGE?feature=share

ChinpalsのYouTubeチャンネル。
https://www.youtube.com/@chinpals

このおうちのチンチラたちは、みんなでお芝居もするのです。



実は昨年ディケンズの『A Christmas Carol』を読み始めたのですが、難しくて放置してました。






日本語訳を見るとわかったような気分になれますが、それでもやっぱり難しいです。






小学生の時、担任の先生からこれの文庫版をもらったのでした。たぶん、新潮文庫だったかな?






他の子たちはアンデルセン童話集みたいなのをもらっていたので、あっちの方がいいなあと思ったのでしたが……。

読んでみたら、スクルージは私みたいでした。当時の私は小学生でお金なんか持っていませんから、守銭奴ではありませんでしたが、自分の殻に閉じこもってみんなと仲良くできないところがスクルージみたいだなあ、と。今でも基本的な性格は変わりません。

そして私はいつのまにかいい年になっていたので、今度は英語で読んでみよう!と読み始めたのはいいのですが、とにかく難しい。19世紀に書かれたものだから難しくて当たり前なのだと自分に言い訳をしてしまったりして……。

この動画を見て、こういう内容だったのか、再び挑戦してみようという気持ちになりました。

Chinpalsさん、昨年は「Chin-lympics」を開催しました。どの競技もかわいい、かっこいい!

私は「Figure Dusting」(フィギュア砂浴び?)がお気に入りです。



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ラベル:英語 日記
posted by ごー at 18:28| Comment(0) | 英語 | 更新情報をチェックする