「Chrome」というブラウザを使いました。このブラウザには翻訳機能があるのです。
試しに自分のブログ( 「地球の歩き方、ムー『異世界(パラレルワールド)の歩き方」https://kotobanobenkyo.seesaa.net/article/499443458.html))を翻訳してもらいました。英語、ロシア語、ポルトガル語と。100%とは言えませんが、8割くらいは合っているんじゃないかなという感じです。「教祖」が「Oyasama」になってしまうのはなぜなのか分かりませんが。
7年前くらいに、機械翻訳ではどんな感じの文章になるのか点検してみたことがあります。その時は、問題なさそうなのが全体の2割くらいという印象でした(実際に数えたわけではなく、雰囲気です、すみません……)。これなら一から人間が訳した方が、早いし正確だろうと思われました。やっぱりコンピュータには無理な分野もあるのよね、と思いました。
ところが今回はまあまあの訳文ができあがってきましたので、私はびっくり仰天です。いつのまにかだいぶ進化していたようです。
ChromeはGoogleのブラウザなので、翻訳もGoogle翻訳を使っているのでしょうか。
「DeepL」(https://www.deepl.com/)という翻訳サイトも使ってみました。こちらはより滑らかな感じに仕上がってきました。びっくりです。いろいろ試してみましたが、文章によってはGoogleの方が正確な場合もありました。
今の段階でこれなら、5年後、10年後にはいったいどんなことになっているのでしょうか。楽しみなような、そうでもないような……。
AIで作った写真が写真コンテストで賞を取り、その作品を出した人が賞の受け取りを拒否したと話題になったことがありました。
国際的写真コンテストでAI画像が優勝 「主催側にAIを受け入れる準備があるか試した」 作者は受賞拒否
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2304/18/news146.html
絵の分野でも……。
画像生成AI「Midjourney」の絵が米国の美術品評会で1位に 優勝者「物議を醸すことは分かっていた」
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2209/01/news148.html
YouTube動画の字幕を見ていると、これは機械翻訳の文章かな、と思うことが時々あります。私は日本語、英語、ポルトガル語、ロシア語については多少の知識がありますので、この四言語ならば、ここは違うかもとある程度は気づくことができますが、他の言語では正しく訳されているのかどうかさっぱりわかりません。それに、子供やその言語を学習中の人が正しくない翻訳を見て「こういう言い方をするのか」と間違ったまま覚えてしまったらどうなるんでしょう。
今から15年くらい前のことですが、ある知人が、子供(当時、中学生と高校生)にはネット上の文章は間違いだらけだからあまり読ませないようにしている、新聞社の記事も例外ではない、と言っていました。大人は間違いに気づくことができるけど……。もちろん気づかない場合もあるけど……。
言葉は変化していくものですから、あまり気にしないことにします。

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