11月14日、Duolingoから「
Duolingoが完全リニューアルしたよ!」という題名のメールが来た。
早速、Duolingoを見にいった(私はweb版を使っています)。
おお、確かに変わっている。
以前は単元を表す輪が上から下に並んでいて、その輪は横一列につき一つだったり、二つだったり、三つだったり。そして、ある単元のレベル1を終わらせると、次の単元にとりかかれるようになっていた。
新しいDuolingoでは一本道になっていて、どうやらその日にやることが決められているみたい。
以前の形式での私の学習の進め方は以下のようであった。
一つの単元はたいていの場合レベル5まであり、さらにヒントなしの小テストみたいな「レジェンドレベル」というのがある(Legendary(英)、Titas(葡)、 Лег
енда(露))。
輪を完成させても、しばらくたつと割れてくる。これは復習しませんかの合図。
私の日課は、まず割れた輪を一つか二つ修復してから、まだ終わらせていない輪を二つか三つ学習する。それから、英語とポルトガル語には「ストーリー」という短いお話のコーナーがあるので、それを一つ(Stories(英)、 Histórias(葡)、Ист
ории(露))。
それでその日の勉強はおしまい、という感じであった。
新形式では一本道なので、どこで復習をすればいいのかわからない(自分で道を戻って、適当に選んでやればいいのだろうけど)。
私は一日のうちに同じ単元のところを何度も解くのは嫌い。なぜなら、確かに記憶に残ったかどうかわからないから。新形式だと、一つのマスを終わらせないと次に進めないみたい。うーん。
「ストーリー」もこの一本道の中に埋め込まれてしまった。これも道を遡って、過去にやったものを適当に選んで復習すればいいのだろうけど、ちょっと面倒だ。
そして解説のページが消えてしまった(Tips(英)、Explicação(葡)、Те
ория(露))。
新形式では「ガイドブック」(Guidebook(英)、Guia(葡)、Спр
авочник(露))というのがあるが、例文とその訳がいくつか並んでいるだけのようである。文法を一通りやった人はこれでもいいのかもしれないけど、まったく知らない言語でこの方式はかなり難しいのではないか。でも外国語教材の「ロゼッタストーン」も解説はなく、学習者が自分で言語の法則に気づくようにさせる作りだったから、こういうのも悪くはないのかなあ?


解説は今でも下記のサイトで読めます。こういうのはボランティアのお仕事なんだろうか。感謝。
https://duome.eu/tips一本道になってよかったのかも、と思うこともないではない。というのも、私は昨年からギリシャ語、昨年末からは韓国語、最近になってルーマニア語をやってみているのだが、これらの言語についてはほとんど知識がなく、さらに試験もなんにもないわけで、だらだらと「復習」ばかりやって一向に先へ進む様子がなかったのである。一本道だと強制的に新しいことを目にするわけで、これはこれでいいことなのではないかと思わないでもない。
というわけで、なんとなくやる気がそがれたので、Duolingoでの勉強はそこそこにして、たくさんある読みかけの本を読み終えることを当面の日課にしようと思います(すぐに挫折しそうだけど……)。
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https://kotobanobenkyo.seesaa.net/article/493686181.htmlDuolingoが変わってしまった