私が初めてホームページというのを作ってみたのは1990年代の終わり頃。家でインターネットをしたくて(主な目的はメールソフトの「PostPet」を使うこと。なつかしい💕)インターネット接続プロバイダーの契約をしたら、自分のホームページを無料で持てるとあったので、ではひとつその「ホームページ」というのを作ってみようかなと思ったのでした。
リンク
テキストエディタに決められた言葉を打ち込んで(HTML。HyperText Markup Language)、自分の書きたいことを書き込んで、それで自分用に決められた場所にアップロードすると、自分の指定した文字の大きさ、色で、壁新聞みたいなものができます(←説明が下手だなあ)。
パソコンの画面に自分で作ったページを初めて表示させた時には、とても感動したものです。と同時に、とても不思議な気持ちがしました。文字の大きさや色は英語と数字で指定するのだけど、指定した通りに表示されるので。当たり前のことのようだけど、今でもやっぱり不思議……。
自分で作ったホームページには、パソコンで描いた絵を載せてみたりもしました。掲示板とか、当時はやっていた「人工無脳」をつけてみたりもしました。そのホームページがきっかけとなって、会ったことのない人とメル友になったり、趣味のもののやりとりをしたこともありました。今でもお友達でいてくれる人もいて、感謝です。
その後、プロバイダーを変更することになったので、ホームページは「ジオシティーズ」というところに引っ越しさせました。ジオシティーズは「インターネット上の町」の中に住所をもらうという形式で、楽しかった。そこがいつのまにか「Yahoo!ジオシティーズ」という名前になったのですが、2019年3月31日についにサービスが終了してしまったのでした。それで、そのホームページのデータは他のところに引っ越しさせました。もう見にくる人はいないと思うけど、大事な思い出なので……。
以上、ただの思い出話でした。その間、近頃はやりの「ブログ」というものもやってみたいと思い、いくつかのサービスを利用してみましたが、うまく使いこなせませんでした。それで別のところで新たな気持ちでブログを始めようとある日思い立ち、このSeesaaブログに登録しました。
Seesaaブログには「タグクラウド」という機能があります。そのようなものがあるというのは知っていたのに、長いことそれがなんであるのかを理解しようと思ったことはありませんでした。しかし先日、せっかくある機能を使わないのはもったいない、どういうものなのかを知り、使ってみようではないかと突然思ったのでした。
「タグクラウド」というのは何かというと、ブログの各記事に「ラベル」というものをつけると、「タグクラウド」の欄(このブログでは、左側にあるカレンダーの下)にラベルとしてつけた言葉が表示されるというものです(←説明が下手だなあ)。カテゴリ分けと似ているけれど、カテゴリは一記事につき一つしか選べないのに対して、「ラベル」は複数個つけられます。
ということで使ってみました。まだ一部の記事にしかラベル付けしてませんが、これがとても面白い! ある言葉をラベルとしてつけた記事が多ければ多いほど、その言葉が大きく表示されるのです。私の場合は「ロシア語」が一番大きくて、その次が「ポルトガル語」。「ピューマのメッシ」もまあまあ大きい。自分が何に対してより多くの興味を持っているのかが、目に見える形で表示されている。そして、表示されている言葉をクリックすると、ラベル付けされた記事の一覧が出てくるようになっています。
これから記事がまた増えたら、自分の興味の変化とともにこれらの文字の大きさも変わっていくかもしれない。こんな面白い機能に今まで気づかなかったなんて、時間をとても損した気分です。

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