2022年08月22日

inとout

「この用紙にご記入ください」を英語にすると、

「Please fill in this form.」

だよね、と思ったのだが「fill out」というのも聞いたことがあるような気がする。

和英辞典の「記入」のところを見てみると、

記入する
enter; ⦅米⦆fill out,⦅英⦆fill in⦅an application form⦆


と書かれている。「記入」というのは「書き入れる」ということなのだから「in」が適しているような気がするのに、「out」でもいいというのは不思議だ。

そもそも「in」と「out」は反対の意味ではないのか?

例えば、
「come in」と「come out」
「get in」と「get out」

接頭辞では、
「income」と「outcome」
「inside」と「outside」
数年前から日本語の中でもよく耳にするようになった「inbound」とその反対語の「outbound」

など……。

英和辞典で「out」のところをよく見てみると、

最後まで,すっかり;完全に, 徹底的に


とあるから、これのことかと納得した。つまり、「余すところなく全部書き入れる」ということかな、と。「fill in」と「fill out」の意味するところは少し違っていて、アメリカでは「fill out」の方が好まれるのかなと。

インターネット上でも「fill in」と「fill out」の違いについて書かれているページはたくさんあって、中には、アメリカで「fill out」が好まれるのはドイツ語の影響もあるのでは、と書いている人もいるけど、どうなんでしょう?

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ラベル:英語
posted by ごー at 17:30| Comment(0) | 英語 | 更新情報をチェックする

2022年08月09日

Duolingoのクラスに参加してみた その2

先週、私にとっては2回目となるDuolingoのクラスに参加した。(前の記事「Duolingoのクラスに参加してみた」)

先生が自己紹介用の例文を用意してくれていたけど、年齢やどこに住んでいるかなどは知られたくないので、適当なことを言ってお茶をにごした。

今回も自分からの発言はほとんどできなかったけど、知らなかった単語を覚えたし、自分としては満足なので、また時間が合えば参加したい。しかし、このクラスは定員が少なく、私が参加することによって他の受講希望者が参加できなくなるのは申し訳ないので、講座予定日の直前まで待って空きがあれば申し込もうかなあと思っている。

他にどんなクラスがあるのかなと見ていたら、とある言語で「文学作品を読む」というものがあった。この言語については、私は音読はまあまあできる。とはいっても内容が理解できているかは別の話で、しかも私の発音は、外国人向けにその言語を教えている先生とか、とても優しい人には理解してもらえるというレベルである。不安はあるけど、どんな授業なのか知りたいと思い、受講してみることにした。

当てられて音読するのは特に問題なかった。しかし、内容がほとんどわからない! 初めて見るような単語や言い回しがたくさんあって焦った。私は焦ると頭がぼーっとしてしまう。先生の説明も耳に入ってこない!

授業が終わって、あーあ、これは私には難しすぎたのだ、と肩を落とした。

しかし、冷静になって考えてみると、これは19世紀の小説なのだった。日本語の小説でも19世紀とか20世紀前半のとかを読むときには、知らない言葉が少なからずあって辞書を引くではないか。外国の19世紀の小説だったら、私にとって知らないことだらけなのは当たり前のことで、知らない単語があれば調べて覚えればいいだけのことなのである。(覚えてもすぐに忘れるけど……)

便利な世の中になったものだなあと思う。インターネットがあればDuolingoやその他のサイトで、無料で外国語の勉強ができる。家にいながらにして、外国人の先生に教わることができる。

他の事柄についても同様で、家にいていろんな勉強ができる。ただし、時々間違ったことが書かれていることもあるので、気をつけないといけないのだけど。



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ラベル:Duolingo
posted by ごー at 17:55| Comment(0) | 勉強全般 | 更新情報をチェックする