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イタリアと西ドイツの合作で、イタリア語の題名は『Cuore di cane』、ドイツ語の題名は『Warum bellt Herr Bobikow?』。日本では『獣人2』という題名。なぜ『2』なのかというと、『獣人』(1938)というフランス映画があるから? 全然関係ないのに? なぜでしょうね?
ソ連でテレビ用に製作された『Собачье сердце』は1988年の作品、この『Cuore di cane』は1976年の作品で、外国で先に映画化されていたというのは意外でしたが、原作の本がソ連では長いこと禁書扱いで、1987年になって初めてソ連の雑誌に掲載されたのですから、不思議なことではないのでした(原作が書かれたのは1925年)。
wikipediaで配役を見てみたら、日本でも有名だったチッチョリーナさんがちょっと出ているみたいです。
↓両者を比較した動画。白黒がソ連版で、カラーがイタリア版です。犬の名前が違う。イタリア版は全体的にこぎれいな感じがしますが、どうでしょうか。
↓ソ連版全編。
図書館の児童書の棚に『クオレ』という本があったのを覚えていますが(実は私は読んだことがありません。この本の中の『母をたずねて三千里』がアニメになったので有名)、『クオレ』って「心臓、心」という意味だったのかと今になって気づいた次第です。
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ラベル:映画