2021年09月26日

献身的なピューマのメッシ

毎日ピューマのメッシの動画を見ている。メッシの姿を見るだけで、幸せな気分になれる。

最近アップロードされたものの中に「Самый верный друг! Месси преданно ждёт Папу!」という題名の動画がある。



メッシはサーシャが近くにいないと不安になってしまうことがある。大きな声でサーシャを呼んだり、サーシャは車庫の中にいるのではないかと思って扉を開けようとしたりする。

犬のことを「Man's best friend」と言ったりするが、猫でも鳥でも豚でもピューマでも、「Man's best friend」になりうるのである。

「Ты как Хатико прямо.」とマーシャが言っているが、メッシはハチ公に負けないくらいの忠実さでサーシャの帰りを待つ。戻ってきたサーシャの顔を見ると、とてもうれしくなって安心したようだ。

「преданно」を「研究社露和辞典」で引くと

副 献身的に


と書かれていた。

あれ? 同じ動詞「предать」から作られていると思われる「предатель」は「裏切り者」という意味だったはず。でも「преданно」は「裏切られて」といったような意味にはならないのか……。


「предать」を「プログレッシブ ロシア語辞典」で見てみると、次のようであった。

1〈対〉(敵に)売り渡す,裏切る
2〈与 に〉委ねる,任せる,さらす







「преданный」は形容詞だと

1〈与 に〉夢中になっている,没頭している
2 献身的な


という意味で、
動詞「предать」の被動形動詞過去だと、伴う言葉によって異なる意味を持つようだ。

Преданный: кому и кем(Российская газета)
https://rg.ru/2016/02/04/pochemu-slovo-predannyj-oznachaet-i-vernost-i-predatelstvo.html

つまり、「преданный кому-то」と「преданный кем-то」では大違いということです。

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posted by ごー at 02:16| Comment(0) | ロシア語 | 更新情報をチェックする

2021年09月03日

ミリンダ

YouTubeを見ていると、時々ロシアの「ミリンダ」の広告が出てくる。



ロシア在住のピューマのメッシの動画をよく見ているからだと思う。

旅行から帰ってきて、サーシャと一緒に眠るメッシ。↓



他によく出てくるのは、犬や猫のための食べ物の広告。うちには犬も猫もいないのが残念だ。一時期、ブラジル製の飛行機を買いませんかという広告が出てきたこともあった。私には買えませんけど。

「ミリンダ」はオレンジ色の炭酸飲料。私が子供の頃にはよく見かけた。いつのまにか見なくなってしまった。

「Mirinda」という言葉を見ながら、これはエスペラントっぽいなあ、でもスペイン語か何かなのかな、と思った。

というのも、最近、エスペラントの動画に日本語の字幕をつけるというのに少しだけ参加したのだったが、その動画の題名が『La aventuroj de Saĝa Steleto kaj de la Mirinda Teamo』。



Wikipediaで「ミリンダ(飲料)」の項目を見てみると、
https://ja.wikipedia.org/wiki/ミリンダ_(飲料)

名前はエスペラントで「不思議な・素晴らしい」を意味するミリンダ(mirinda)に由来する。

と書かれていた。エスペラントなんだ!

元々スペインで販売されていたフルーツ風味の炭酸飲料(フレーバー種類によっては非炭酸)で、ペプシコが商標購入後、世界各地でコカ・コーラ社のファンタと競合する商品としてブランドを展開している。


とあるが、ミリンダはスペインのPepsi-Cola Company(本社はアメリカ)が1957年に商標登録したらしい。

スペイン語のWikipedia
https://es.wikipedia.org/wiki/Mirinda

1965年にPepsi-Cola CompanyとFrito-Lay, Inc.が合併してPepsiCo, Inc.になった。それで「ペプシコが商標購入後」ということになっているのかな? 最近の会社名って、合併したり買収したりでなんだか複雑だ。






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posted by ごー at 01:38| Comment(0) | エスペラント | 更新情報をチェックする

2021年09月01日

ロゼッタストーンのポルトガル語(ブラジル)を終わらせた

ロゼッタストーンのポルトガル語(ブラジル)を終わらせた。購入したのは2017年8月27日。終わらせるまでに四年かかっていることになる。

実はその一年前の2016年には、英語(イギリス)とロシア語も購入しているのだが、こちらはまだ終わっていない。英語とロシア語はレベル5まであるのだが、ポルトガル語はレベル3までしかないので先に終わらせることができた。

しかし、四年とは! 時間をかけすぎである。こういうのは集中して半年か一年くらいで終わらせたほうがよいと思う。思うだけで、自分では実行できない「だめ人間」な私……。

プログラムの説明のページには、このように書かれている。

Q.終わるまでどれくらいかかる?

A.1年が目安です
言語によって収録レベル数が3~5に分かれており、1レベル当たり30~50時間が目安となるので、 レベル1~5まである言語の場合、1日1時間程度を週3~4回ペースで行なうと、 約1年分の学習量になります。


普通の人なら、一年で終わらせられるはずです。ポルトガル語は量が少ないから、一年未満で終えられるでしょう。



内容は入門から中級への橋渡しまで、といったところか。時々、私の知らなかった単語も出てきた。たとえば、alicate(ペンチ)、chave inglesa(スパナ)など。

これをやってみようと思ったきっかけはというと……。

2013年の半ばから、私は某駅前留学でポルトガル語のクラスをとっていた。月二回だけだが、ポルトガル語を話す機会があったのである。そして2016年の春頃、駅前留学へ行くのはやめた。その前の年から遠方にあるロシア語教室にも通いはじめたので、お金と時間が足りなくなってしまったからだ。

そういうわけでポルトガル語を話す機会がなくなってしまった。教科書や本を読む時に音読はするが、どの程度正しく発音できているのかがわからない。ロゼッタストーンには発音を判定してくれる機能があるというので、やってみることにしたのだった。

パソコンに向かってではあるが、大きめの声で自分の発音に気をつけながら練習できるのはよかったと思う。判定機能はというと、時々間違えたことを言ってしまっても大丈夫だったり、一所懸命発音しているのにOKにはならなかったりするのだが、大事なのは自分で発音してみることなのだと思って頑張った。

英語とロシア語は、今レベル4なのだが、レベル4から少し難しさが増してくるように思う。だから、ポルトガル語がレベル3までなのは残念だ。

そして、英語に「アメリカ」と「イギリス」、スペイン語に「スペイン」と「ラテンアメリカ」があるのなら、ポルトガル語の「ポルトガル」もあったらよかったかなあ。これを購入した頃の私は、ポルトガルのポルトガル語を覚えたかったので。発音、聞き取りは、ポルトガルのポルトガル語の方が私にはずっと難しいし。今後の観光業がどうなるかわからないけど、ポルトガルの観光地としての人気がさらに上がれば、ポルトガルのポルトガル語を学びたいと思う人が増えるかも? そうしたらロゼッタストーン、ポルトガル語「ポルトガル」が作られるかも? なんて夢を見てしまう。

自分の知らない言語を勉強してみたいと思った時に、まずはDuolingo(https://www.duolingo.com/)で試してみるのが私はいいと思う。しばらくやってみて、この先も続けられそうだと思ったら、そしてロゼッタストーンにその言語の教材が用意されていたら、ロゼッタストーンをやってみるのもいいと思う。ロゼッタストーンは音声の吹き込みに複数の人が参加しているという点がよいです。

まったく知らない言語の場合、本も一冊持っていたほうがいいかもしれない。

昔、私が使ったのはこれです。↓





現在は「ニューエクスプレス」というのがあるようです。↓





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posted by ごー at 01:17| Comment(0) | ポルトガル語 | 更新情報をチェックする