2021年08月26日

Genevieve Parker Hill『Minimalist Living』

片付けに関する本が好きなので読んでみた。






著者は大学二年生の夏にパリへ行った。各国から来た学生たちと一緒に地下鉄に乗っている時、アメリカの実家の母から電話がかかってきた。家が火事になったのだと。著者の持ち物の多くが失われた。それをきっかけに著者は自分と物との関係について考えるようになる。

この本に書かれていることは他の片付け本と似ていたけれど、物が多い部屋の方が創造性が高まったりインスピレーションが湧く人もいると書いてあるのはよかった。

長いこと使っていないものは捨てるべきだと書いている本を読んだことがあったが、この本では、まだ使えるものをごみにするのはよろしくない、他に使ってくれる人がいないか、リサイクルできないか考えようと言っている。なんでもかんでもごみにしてしまうのは、地球にとってもよくないことだ。

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ラベル:英語 読書記録
posted by ごー at 01:42| Comment(0) | 英語 | 更新情報をチェックする

2021年08月21日

Duolingoのロシア語を終わらせた

Duolingo(https://www.duolingo.com)の英語で学ぶロシア語を終わらせた。たぶん、五年くらいかかっていると思う。やらない時は数ヶ月ほったらかしにしていたこともあった。こういうのは集中して一気にやった方がいいと思われるのだが、期限のない一人学習なもので、こんなに時間がかかってしまった。

私はパソコンを使ってやっているのだが、リンゴットという赤い宝石を使うと段階をスキップできるということを知らず、一つ一つ生真面目にやっていた。去年の半ば頃、スキップ機能があることにようやく気づき、そこからは少し進み具合が早くなった。

一人学習の難しい点は、自分で訳した内容が正しいのかどうかよくわからないというところ。Duolingoだと百パーセント完全とはいかないらしいが、大体の判定はしてくれるので大変ありがたい。人間の先生のもとで勉強している場合は、間違った答えをして無駄に時間をとらせてしまうのは申し訳ないと思ってしまって、一所懸命ぎりぎりのところまで考えに考えるが、機械(プログラムというのか?)が相手だと、間違えてもまた覚えればいいから、と気楽に進められる。あまり深く考えずに、間違えたらやり直し、また間違えてやり直しということを繰り返しているだけでも、何かしら身につくものがあったのではないか(期限のある勉強をしている人、忙しい人には勧められないやり方だが)。

一通りやってみて、私は「数字」と「抽象的な言葉」が苦手なのだとよくわかった。これは実は日本語でも同じ。こういう能力の足りなさはどうやって改善していったらいいのだろう。算数ドリルをやって、本をたくさん読んだらいいのかな?

私はあまり若くはないので、数字や抽象語を理解できようができまいが、もうどうでもいいというのが実情なんですが、小学生、中学生、高校生には、算数、数学、国語、外国語(もちろんその他の教科も)を頑張っていただきたいものです。知識や理解は、ないよりあった方が見えてくるものが違ってきますので。

そして、見えてくるものが違ってくるとどうなるのかというと、生きるのが楽になり、楽しいことが増えるのだと思います。たぶんね。

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ラベル:Duolingo ロシア語
posted by ごー at 07:15| Comment(0) | ロシア語 | 更新情報をチェックする

2021年08月14日

麺を耳に掛ける

先日、鶏がらスープを作った。強火で煮込んで白いスープにした。

一日目はスープとして食し、二日目はラーメンにすることにした。

中華麺を買いに行くのが面倒なので、塩と重曹を入れたお湯でスパゲティをゆでて、中華麺風にする。焦がし玉ねぎ、ゆで卵、青ネギをのせた。なかなかうまくできたと思う。

sodaramen.jpg

(ラーメン丼がほしいなあと思わないでもないが、今のところスープ皿で済ませている)

うまくできたのでSNSに載せた。すると、次のようなコメントがついた。

Лапшу 〇〇(写真に写っている人の名前・与格) на уши будете вешать?


はて、「麺を耳に掛ける」とはどういうことだろうか?

辞書を見ると、プログレッシブロシア語辞典には載っていた。

лапшу на уши вешать [навешивать] 与
⦅俗⦆…にあからさまに嘘をつく;…を臆面もなく欺く


なるほど……。





(↑最近の文章を読む時は、この辞書がとても便利。)

この言い回しの起源はというと……

Как появились выражения «вешать лапшу на уши», «обвести вокруг пальца» и «морочить голову»?
https://www.shkolazhizni.ru/culture/articles/66836/

いくつかの説があるようだ。

「耳」といえば、昔、「耳にバナナが……」と中村雅俊が言うテレビCMがあったのを思い出した。

英会話のジオスのCMで、中村雅俊がエレベーターで乗り合わせた人に

Mr. Brown, bananas are sticking out of your ears.


と教えてあげるという内容。ブラウンさんの両耳にはバナナがささっていた。

あれも実は慣用句で、何か別の意味があるのかなと思って辞書を見てみたが、うちにある辞書には載っていなかった。

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ラベル:ロシア語
posted by ごー at 06:06| Comment(0) | ロシア語 | 更新情報をチェックする