2021年07月31日

レタスと乳

エスペラントではレタスのことを「laktuko」という。なぜ「乳(lakto)」という言葉が「レタス」の中に入っているのかな?

レタスは英語で「lettuce」、ポルトガル語では「alface」、ロシア語では「салат」。

ロシア語の辞書には「латук」という言葉も載っているけど、私は初めて見た。たいていは「салат」と呼んでいるように思う。ロシア語では「サラダ」のことも「салат」という。ということは、「レタスのサラダ」は「салат из салата」かな?

コンサイス露和で「латук」を引くと

〈ラ lactūca


と書かれている。ここにも「乳」が入っているようだ。

wikipediaを見てみる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/レタス

レタスを切った時に出る液が白くて乳に似ていることから、ラテン語で「lactuca」と呼ばれ、それが英語では「lettuce」、ロシア語では「латук」になったのだった。ポルトガル語の「alface」はアラビア語から来ているらしい。

こうして私はエスペラントの「laktuko(レタス)」に「lakto(乳)」が入っている理由を知ることができた。

子供の頃は、レタスといえばキャベツみたいな丸いものしか見たことがなかったから、レタスとキャベツは親戚なのだと思い込んでいたが、レタスはキク科で、キャベツはアブラナ科。だからレタスの親戚にはたんぽぽがいる。

昔、家でうさぎを飼っていて、茶殻と「乳草」というものを食べさせていた。乳草はそのへんの空き地にはえているたんぽぽの葉を大きくした感じのもので、葉をちぎると白い液が出た。あれも今思えば、レタスの親戚なのだった。

「レタスの花」で画像検索したら、かわいい花の写真がたくさん見られた。花が終わるとたんぽぽみたいに綿毛ができて、飛び散っていくのだそうだ。

レタスは身近な野菜なのに、知らないことがたくさんあるなあと我ながら驚く。

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posted by ごー at 05:34| Comment(0) | エスペラント | 更新情報をチェックする

2021年07月24日

耳の老化?

エスペラントで「私」は「mi」、「私たち」は「ni」という。

若い時は、「mi」と「ni」は全然違う音として認識できていたような気がする。

エスペラントの勉強は主にDuolingoを使ってやっている。発音された文を聞き取って、キーボードで入力するという課題もあるのだが、この時、たびたび「mi」と「ni」を間違えてしまうことがある。何度聞き直しても、どちらだったかわからない時もある。

対面だったら口の動きで判別できるのだろうが、音だけだと難しい。「L」と「R」の聞き分けはとっくの昔にあきらめていたが、「mi」と「ni」の区別も難しくなるとは思ってもいなかった。

英語だと「I」と「we」、ロシア語だと「я」と「мы」、ポルトガル語だと「eu」と「nós」というふうに、全然違うので間違えることはない。たとえ主語を聞き逃したとしても、ロシア語とポルトガル語では動詞は人称変化するので、主語が何なのかすぐわかる。主語を省略してもいいし。

人称変化とか面倒くさいと思っていたが、よい点もあるのだった。

ついでに言うと、私は「ĝ」と「ĵ」の聞き分けもできない。これは目で文字を見て覚えていくしかない。

結局のところ趣味でやっていることなので、あまり深く考えないで楽しくやろうと思います。

↓エスペラントの旗のマスクがアマゾンにあった。これをつけて外を歩いていたら、「Saluton!」と声かけてもらえるかな?






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ラベル:エスペラント
posted by ごー at 02:12| Comment(0) | エスペラント | 更新情報をチェックする

2021年07月17日

とても賢いピューマのメッシ

毎日、ピューマのメッシの動画を見ている。メッシは美しくて賢くて気品がある。

毎日見ているので、夫が呆れたように言った。

夫「ごーちゃんは、メッシが大統領になればいいと思っているんだろ?」

私「思ってるよ。それどころか、メッシが世界の王様になればいいと思っている」

夫「なるほど」

私「そもそも人間は、地球で一番偉いのは自分たちだと勝手に思っていて、地球外生命体が地球に来たら、まずは人間のところを訪れるのだろうと考えているらしいけど、実はもう既にメッシや他の猫や犬や、すずめやゴキブリや蚊のところに来ていて、平和条約を結んでいるのかもしれないよ」

夫「そうですか……」

メッシの賢さを表している動画の一つ。



塀の外に行こう、お父さんが辛子を植えているから見に行こうと、マーシャに言われるメッシ。サーシャもメッシに呼びかけるけれど、メッシは返事をするだけで塀の外には行こうとしない。

家の中や庭でサーシャに呼ばれると、よほど機嫌を悪くしていないかぎり、とっとっとっとすぐに駆け寄っていくメッシなのに、この時はなぜか頑として行かない。

この光景が私には

Па, Ма, я не могу идти туда без поводка!
(父さん、母さん、引き綱をつけていないから、そっちに行けないんだよ!)

とメッシが言っているように見える。

サーシャとマーシャから「Трус(臆病者)」とか「Лентяй(怠け者)」と言われてしまっているけど、メッシは臆病でも怠けているわけでもなくて、ご近所さんを無駄にこわがらせないために、引き綱なしで外に出ることを固く拒んでいるように見える。

という話を夫にしたら、

「それってあなたの感想ですよね」

と言われてしまった。

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posted by ごー at 20:07| Comment(0) | ロシア語 | 更新情報をチェックする