先日は、日本人がポルトガル語で行う講演を視聴した。
その人の経歴を見ると、年齢は私より30歳くらい上で、学生時代の専攻はポルトガル語ではないし、ブラジルと関わる仕事をずっとしてきたというわけでもないらしい。
私は30年後にポルトガル語で講演できるようになっているだろうか。たぶん無理だろう。おそらく日本語でも無理。まとまった内容を長時間話すということができないから。
でも今回、この講演を聴いて、なにかとても励まされたというか、目標を持てたような気持ちになった。今からでも30年間、あきらめずに勉強を続けたら、私なりに30年分の何かを身につけられるのではないかという気になったから。……あれ? 英語は30年以上前に勉強しはじめたけど、あまり身についていないな? これはたぶん、私の努力が足りないからだ。
講演の内容はもちろん素晴らしく、夢と希望にあふれた日本を追体験したような心持ちになった。
今の私には夢も希望もないけど、これはまったく私の個人的なことであって、日本全体としては夢と希望にあふれているのだと思いたいのだが、どうなんだろう? 少なくとも、今の子供たち、若い人たちには夢と希望であふれていてほしい。

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ラベル:ポルトガル語