Segundo a Wikipédia em Português, hoje é o 𝗗𝗜𝗔 𝗗𝗢 𝗘𝗠𝗜𝗚𝗥𝗔𝗡𝗧𝗘 no País Portugal. pic.twitter.com/Z3qlOIeSJW
— Bruno Aleixo (@brunoaleixo) August 10, 2020
ブルーノ・アレイショはポルトガルのテレビ局SIC Radicalで、2008年に始まった「O Programa do Aleixo」という番組の司会を務めていた。現在の外見は犬、子供の頃は子熊に似ている(最初はスターウォーズの登場人物の姿だったが、著作権の関係で犬に変わった)。コインブラ生まれ、コインブラ育ち、コインブラ在住で、番組は自宅の一室で収録されていた(ということになっている)。
番組のアシスタントはナポレオンの胸像、そのいとこはベートーヴェンの胸像。他にもいろんな変わったお友達が登場していた。
ブルーノ・アレイショはラジオ番組を持っていたこともあったし、映画も作られたようだ(ポルトガルでは今年の1月に公開)。
tweetにあった動画の内容はというと……。
舞台は小学校の教室。先生から、大きくなったら何になりたいですかと聞かれ、「僕のおじさんのようになりたいです」と答えるブルーノ。
先生「あなたのおじさんは何をしているの?」
ブルーノ「移民です」
先生「どこで?」
ブルーノ「フランスです」
先生「おじさんのフランスでのお仕事は何ですか?」
ブルーノ「移民です」
先生「違います。おじさんは他の国で働いているから移民なのです。おじさんのフランスでのお仕事は何なのですか?」
ブルーノ「フランスでは移民です。ポルトガルでは僕の父さんのぶどうの収穫を手伝います」
先生から何度も、移民は職業ではありません、と言われるのだけど……。
ブルーノ「僕はおじさんみたいに移民になりたいのです。でもフランスではなくて、コインブラで移民になりたい。自分のベッドで眠れるように」
先生に、移民とは自分の家から遠いところで働いている人のことだと言われたブルーノは、移民になりたいけど、コインブラ以外ではいやです、と言い返す。コインブラで移民になれるのは、たとえばフランス人なのです、コインブラにいたいのなら、他の仕事をしなければね、と先生。するとブルーノは「それなら『ポン引き』になりたいです」と言う。
先生はびっくりして、そんな言葉を使ってはいけません、と焦り出す。
ブルーノ「コインブラで移民になれないなら、『ポン引き』に……」
しつこいブルーノに、先生は結局折れて「コインブラで移民になれます」と言うのだった。
馬鹿馬鹿しくて面白い! この動画を何度も見ながら大笑いして、「ブルーノは馬鹿だなあ」とつぶやいたら、「馬鹿なことを言えるのは賢い証拠なのだ」と夫にたしなめらた。

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