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次に、アメリカにある「ジョージア州」。
缶コーヒーの「ジョージア」という名前は、コカ・コーラ発祥の地であるアメリカ・ジョージア州からとっているとのこと。
Q.「ジョージア」の名前はどうしてついたのですか?
https://j.cocacola.co.jp/info/faq/detail.htm?faq=18014
最近知った、ジョージア州にある「ジョージア・ガイドストーン」。
ジョージア・ガイドストーン - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B3
Georgia Guidestones - Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Georgia_Guidestones
それから、かつて「グルジア」と呼ばれていた国。
日本では、平成27年4月22日以降、「ジョージア」と呼ぶことになったという。
外務省の「ジョージア」のページ。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/georgia/index.html
しかし、この国の人たちは自分の国のことを、ローマ字で表記すると「Sakartvelo」と呼んでいるらしい。「ジョージア」とは全然違う。
日本人も自分の国のことは「にほん」とか「にっぽん」と言っているのに、外国語になると「Japan」「Japão」「Япония」とか、「日本」にはあまり似ていない(多少は似ていないこともない)。フィンランドも、実は「Suomi」らしいし、ドイツも言語によっていろんな呼ばれ方をしている。国の名前って大事なものに思われるのに、変だなあ、面白いなあと思う。
アメリカにジョージア州というのがあるのは、かつてグルジアと呼ばれた国と関係あるのかなと思ったが、関係はないらしい。
あるジョージア人が話してくれたことを今も覚えている。
ある時、その人、奥さん、息子さんの三人で、外国の列車に乗っていた。息子さんが、父親に向かって「mama」、母親に向かって「dad」(今調べたところによると、正確には「deda」と言うらしい)と言っているので、向かいの席に座っている人がひどく驚いていたとか。
ジョージア語では「父」が「mama」で、母が「deda」なのである。
赤ちゃんが何か言葉のようなものを発し始める。「まんまー、ままー」と。
日本人はそれを聞いて「きっとこの子はおなかがすいているのに違いない」と思う。
中国人やヨーロッパ人は「これは私のことを呼んでいるのに違いない」と母親が思う。
ジョージア人は「これは俺のことを言っているのに違いない」と父親が思った、のかな?
話は変わり……。
ブラジルにいた時、今まで見たこともないような野菜や果物をたくさん見た。
ある日、大きな緑っぽい、黄色っぽい果物を見た。夫が「これは『ママオ』と言うのだ」と教えてくれた。私は南国果物のことはよくわからないけど、これは「パパイヤ」なのではないかなあ、この人は冗談を言っているのかなあ、と思ったのだったが、辞書を見たら「パパイヤ」はポルトガル語で「mamão」なのだった。「papaia」という呼び名もある。「mamão」という言葉は「乳」と関係があるらしい。
パパ、ママ、乳、父、母、みんななんとなくつながっているような気がしてくる。

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