2019年04月30日

ノストラダムスとNossa Senhora

 4月15日の、ノートルダム寺院の火災の様子を見て、私はなぜか、ヨハネの黙示録を思い出していた。淫婦と例えられるバビロンが焼かれる場面を。

 そういえば、スペイン語の「私たち」はnosotrosだったか。「ダム」はロシア語でいうдамаのことかな? とすると、「ノートルダム」というのはもしかして、ポルトガル語でいうところのNossa Senhoraかな? Nossa Senhoraという言葉のついた教会はたくさんあるし……。

 はたしてそのとおりだった。私は大発見をしたような気持ちになったが、これはフランス語を知っている人にとってはごく当たり前のことなのである。習得は無理としても、フランス語の基礎知識くらいは若い頃に持っておくべきだった。そうしたら、頭の鈍い私でも、もっといろんなことを明確に正確に捉えることができていたのではないかと、そんな幻想を抱いてしまう。

 そこから思考はノストラダムスに飛んだ。1999年7の月に、恐怖の大王が降ってくる、とかいうあれを書いたとされる人。スペイン語っぽい名前だけど、ノストラダムスはフランス人だったというし、フランス語読みならノートルダムなんじゃないの? はたしてそのとおりだった。これもまた、フランス語を知っている人にとっては当たり前のことなのだった。

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ラベル:ポルトガル語
posted by ごー at 02:12| Comment(0) | ポルトガル語 | 更新情報をチェックする

2019年04月28日

早起き、夜更かし

 早起きの人は雲雀。жаворонок。
 夜更かしの人は梟。сова

 ヒバリって見たことないなあと思い、画像検索してみたら、私が勝手に想像していた姿よりも控えめな感じの鳥だった。

ラベル:ロシア語
posted by ごー at 00:03| Comment(0) | ロシア語 | 更新情報をチェックする

2019年04月24日

camisola

IMG_1099.jpg

 2008年に、二年半過ごしたブラジルから、ポルトガルに引っ越した。その時点での私のポルトガル語は、初心者に毛がはえた程度。人の言っていることが、時々わかるかな……という感じ。そしてポルトガルに来てみたら、聞き取りがまったくできなくなった。同じ言語とは思えないほど、音が違う。

 私はいわゆる専業主婦で、外に出る必要性はまったくないので、言葉ができなくてもあまり困ることはない。ブラジルではわけあってほぼ毎日外出して、いろんな人々と顔を合わせていたが、ポルトガルではその機会もないだろう。が、それではあまりにも消極的すぎるので、ポルトガルのポルトガル語の問題集を買ってきて、勉強を始めた。ブラジルでは二人称単数のtuをほとんど使わないけど(地域によっては使うところもある)、ポルトガルではよく使うみたいだ。覚えることが増えて面倒だ。

 そして、この例文。「ミゲル、camisolaをぬいではいけません。とても寒いです」と書かれている。はて、ミゲルは男の子なのに、なぜcamisolaを着ているのであろうか? そしてcamisolaではまったく防寒にならないのではないだろうか?

 ブラジルとポルトガルでは、発音だけではなく、単語にも文法にも、いろいろ違いがある。どこからそのような違いが生じてくるのか、興味深いところではあるが、私は面倒くさがりなので、追究しない。

ラベル:ポルトガル語
posted by ごー at 03:35| Comment(0) | ポルトガル語 | 更新情報をチェックする