そういえば、スペイン語の「私たち」はnosotrosだったか。「ダム」はロシア語でいうдамаのことかな? とすると、「ノートルダム」というのはもしかして、ポルトガル語でいうところのNossa Senhoraかな? Nossa Senhoraという言葉のついた教会はたくさんあるし……。
はたしてそのとおりだった。私は大発見をしたような気持ちになったが、これはフランス語を知っている人にとってはごく当たり前のことなのである。習得は無理としても、フランス語の基礎知識くらいは若い頃に持っておくべきだった。そうしたら、頭の鈍い私でも、もっといろんなことを明確に正確に捉えることができていたのではないかと、そんな幻想を抱いてしまう。
そこから思考はノストラダムスに飛んだ。1999年7の月に、恐怖の大王が降ってくる、とかいうあれを書いたとされる人。スペイン語っぽい名前だけど、ノストラダムスはフランス人だったというし、フランス語読みならノートルダムなんじゃないの? はたしてそのとおりだった。これもまた、フランス語を知っている人にとっては当たり前のことなのだった。

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ラベル:ポルトガル語