2013年03月21日

時と天気

 tempo(葡)とвремя(露)には、「時」以外に「天気(天皇の機嫌ではない)」の意味もあるが(ただしロシア語の場合は稀)、英語のtimeに「天気」の意味はないようだ。

「時」と「天気」が、どうして同じ言葉で表されるようになったのだろう?

posted by ごー at 22:43| Comment(0) | 勉強全般 | 更新情報をチェックする

2013年03月12日

地名

 『中級ポルトガル語のしくみ』(市之瀬敦著、白水社)という本を読んでいる。ますますポルトガル語というものがわからなくなる。歴史のある言語なのに、粗野というか素朴すぎるというか。特にポルトガルのポルトガル語の方に対して、そういう感想を持ってしまう。ポルトガル語を満足にしゃべれないのに変なこと言うな、と怒られてしまいそうだけど、そう感じてしまったのだから仕方ない。この言語のことをもっと知れば、また違う感想を持つことになるのかもしれないが。

 それはさておき、この本の170ページに「固有名詞の翻訳」と題された文章がある。この本の筆者はポルトガルに住んでいた頃、話題がドイツのことになるとなぜかcolónia(植民地)という言葉がよく出てくるのに気づく。ドイツと植民地とどういう関係があるのだろう、と疑問に思っていたが、実はColóniaとはケルンのことだった、とのこと。

 わたしにも似たような経験がある。ロシアのテレビでНовый Орлеанという言葉を耳にし、はて、新オルレアンとは何だろうと思ったのだ。テレビ画面をよく見たらすぐにわかった。ニューオーリンズのことだった。

 固有名詞が言語によって変わってくるというのは、本当に面白いと思う。たとえば日本語でリスボンと呼ばれている街はポルトガル語ではLisboaでカタカナで表記するとリジュボア。これがロシア語ではЛиссабон。カタカナにするとリッサボンかな。りさぼんって女の子のあだ名みたいだ。このаはいったいどこから出てきたのだろう。

 あるいはシカゴ。ロシア語ではЧикагоでチカゴ。ロシア語でも「シ」の音を表せるのに、なぜ「チ」なんだろう?

 北海道はХоккайдо、函館はХакодатэまたはХакодатеと表記するのに、横浜はなぜかИокогама、ヨコガマ。ハ行をガ行で表すというのはロシア語ではよくあって、ハワイはГавайи、ホノルルはГонолулу。Хを使えばいいのにと思ってしまうけど、どういう理由があってГを使うのだろう。







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posted by ごー at 19:38| Comment(2) | 勉強全般 | 更新情報をチェックする

2013年03月06日

ゲームで勉強

 今までいろんなゲームで遊んできた。かるたやすごろく、人生ゲームやオセロなどは、相手がいないとできないけれど、危険なのは一人で遊べるゲーム。トランプのクロンダイクに始まり、テトリス、まきがめ、ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジー、などなど。始めてしまうと止まらない。遊んでいる最中は本当に夢中になって、寝食忘れるくらいなのだけれど、ある時ふと「ゲームに費やした時間を英単語の勉強にでも使えばよかった……」と後悔の念が襲ってきたりする。でもやっぱりゲームで遊びたい。

 この「ゲームしたい」と「英語を覚えたい」の二つを同時に実現してくれるのが、「えいたま」と「グルタン」というゲーム。「えいたま」は流れてくる英文を聞き取って、表示される日本語訳の中から正しいものを選んだり、またはその逆で、日本語文に合う英文を選んだり。「グルタン」は表示される英単語の意味として正しい日本語を選ぶ。

 「えいたま」の方は卵から生まれる動物が、学習が進むと同時に成長していく。動物にはいろんな種類があり、様々な動物を集めていくという楽しみがある。イベント時には背景やそこに置く置物が景品として出るのだが、この背景や置物の一つ一つが本当にかわいらしくて、何としても全部ほしいとがんばってしまう。

 「グルタン」は学習していくと世界各国の料理がもらえるということになっている。これも集める楽しみがある。

 ゲームのつもりで長時間遊んでいると、いつの間にか単語や言い回しを覚えることができて、とにかく有り難いゲームである。

 最近の若い人たち(小学生の利用者もいるらしい)はこういうもので勉強できて、うらやましいと思う。

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ラベル:英語 勉強
posted by ごー at 23:08| Comment(0) | 英語 | 更新情報をチェックする